月のもり

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BLOG

2013年4月20日

菜の花のカレー

農産物を作っていると、ありがたいことに
旬の物を沢山食べる事ができます。
ありがたい、本当にありがたい。
菜の花の定番、からし合えなんて、もうとっくに食べ飽きている(笑)。
だから先日はパスタにしてみたし、
昨夜はカレーにも使ってみた。



玉葱と一緒に、最近ちょっと疲れて来たこともあり、
久し振りにお肉を食べたくなり
豚バラも入れてみた。
カレー粉を使い、ややスパイシーな味付け。
あ〜、20年前に行ったネパールにトリップする。

菜の花はアブラナ科の開花前のつぼみ部分の総称。
私の畑も、
小松菜、山東菜、野沢菜、冬菜、各種アブラナ科が
つぼみをつけており、Mixして食べています。
ビタミンA,B1,B2,C、カルシウム、鉄分、カリウムが豊富で
ビタミンA、Cはトップクラス。
カルシウムもかなり豊富なので、
これらの栄養素が総合的に働き、
体の抵抗力を高め、貧血の予防にもなります。
サプリメントを摂取される方が多いようですが、
栄養素を単品で摂取されるより、
食材として複合的に摂取された方が体に良いと私は思っています。

まだまだ続く菜の花の旬。
さあ、レパートリーの限界に挑戦しつつ、
沢山、いただきます。

2013年4月19日

原木椎茸

うううう、嬉しい♪
原木椎茸が出て来ました!





去年の春は以前菌打ちした原木が寿命を迎えたようで
ほとんど椎茸が出て来ませんでした。
なのでドリルで木に穴をあけ、菌を打ち込みました。
原木からはぞくぞく椎茸が出て来ていますから
この春は沢山食べる事ができそうです。
嬉しいな〜♪

今日はロフト以外の窓に着いている網戸を全部洗い、
窓ふきもしました。
これが結構大仕事。
リビングの窓は頻繁に拭いていますが、
それ以外の窓はおざなりになっていたので、
奇麗になり、良い<気>が沢山入って来たように感じます。

2013年4月18日

菜の花で作ってみた

谷の真ん中にある小学校の桜が満開になり、
我が家の庭の梅もほころび始め、
早朝から畑で種蒔きをすれば、うぐいすの声。
春爛漫。
今、畑では菜の花が旬を迎え、毎日大量に収穫しています。
で、こんな1品を作ってみました。
菜の花と紫のジャガイモのパスタ。



菜の花のほろ苦さとジャガイモが、思いのほか良い感じ。

2013年4月18日

種蒔き

昨日は凄まじい強風が吹いていたけど、
何とか種を直播きする畝を作ることができました。
薪ストーブやウッドボイラーの灰なんて、
土に鋤込む量より、風で飛んで行った方が多い位でしたが、
もう時間がありませんから、やっちゃいました(笑)。
乾燥注意報が毎日でているので、空気がカラカラの上に
花粉が大量に舞っている昨今、目や顔が痒かった〜(笑)。
例年でしたら、4月の第一週に畝に直播きする作業を終えているのですが、
今年は遅れに遅れてしまったので焦ります(笑)。
毎年、春は強風に悩まされますが、今年は特別にスゴい気がします。
今朝は気温が5℃まで下がりましたが、現在無風!
やった〜!!
どんどん蒔きます。
願わくば、この後雨が降って欲しいな。
土がカラカラです。

2013年4月17日

ネギ畝

お客様がお帰りになられた後、
夕方近くになってからネギ畝作り開始。
強風が作業を邪魔する中、日没が遅くなったおかげで、
何とかひと畝完成!



3ヶ月で収穫できるジャガイモと違い、
ネギは12月まで、場合によっては来年の春まで植えておきますから
畑にいる時間が長く
畝の前を人が歩くのさえ嫌うという、太陽が大好きな野菜です。
刺すように植えたネギ苗が強風のせいで抜けたり、倒れたり。
おいおい、邪魔しないでって、言いたくなっちゃう(笑)。
収穫までの間、何度か草取りと<土寄せ>という作業をし、
思いのほか、虫の被害も受けるので、虫退治もしなければなりません。
ちょっと手がかかる長ネギですが、
冬を乗り切るにはかかせない野菜。
今日も強風に負けず、ネギ畝を作ります。
それにしても、いつになったらこの強風が止むのかな〜〜。

2013年4月15日

よもぎの天ぷら

今夜初登場。よもぎの天ぷら。



一番右が摘みたてのよもぎ。
その左奥は人参と人参の葉っぱ。
その右は紫のジャガイモと長ネギのかき揚げ。
人参の左奥に玉葱と干しえびのかき揚げ。
まだ顔を出したばかりのよもぎは柔らかくて
香りもほのか。

これから野の物が続々登場する予定です。

2013年4月12日

辰野町の中心に、荒神山公園があります。
只今<桜祭り>を開催中。




小さくてわかりにくいけど、こいのぼりも泳いでいます。





我が家がある谷の桜はまだつぼみ。
ウチの梅は、やっとほころんできました。

2013年4月11日

辰野町の町中はもう桜が満開ですが、
今朝、起きたら雪で真っ白。



もう笑っちゃいます。
未だにスタッドレスタイヤをはいている軽トラ。本当は昨日の午後、
ノーマルに交換する予約をしておいたのです。
先延ばしして良かった〜。
薪の上にもこんな感じ。



この春は、まだ油断できない気がします(笑)。

今日もお客様の夕食にお出しする為に<なずな>を収穫しました。
<なずな>は、畑に不規則に生えているのを見つけ
はさみで生え際を切って収穫しています。
種を蒔く為に肥料を入れ、土を耕し、畝を作って貰った訳でもないのに、
気温が上昇すると自力で芽を出し成長していきます。
管理機で掘り返されても、
根性で命をつなげています。
肥料や水を貰い、間引いてもらって、手をかけ、声をかけられ
成長して行く野菜達とは違う存在。
それこそ、文字通りの<雑草魂>。

これ、スゴく大事なことなんじゃないかな。
<なずな>にはビタミンAやK、カリウムがわりと豊富に含まれていますが、
そんな数字では表されない、
しぶとさとか、めげない根性みたいな、
最近、多くの日本人に欠如している物を、持ち合わせているんだよね。
多分、<七草がゆ>に入れるくらいだから、
日本人が昔から食して来た、<よもぎ>みたいな存在だったんじゃないのかな。
今、都会はアスファルトだらけだから、
<なずな>なんて、食すどころか、見る機会すら減っているのではないかな。

今、スーパーの野菜売り場に行くと、
水耕栽培の野菜が結構、売られています。
点滴のように化学肥料だけで育っているのかな?
<無農薬>って、得意げに書いてあったりするけれど、
工場でライトに照らされ、太陽も知らずに店頭に並んだ野菜も
結構、あるよね。
畑で作られていても、
ビニールマルチで畝が覆われ、
化学肥料をバンバン投与し、苗を植えたと思ったら、
あっという間に収穫されていくレタス類等もよく目にします。
野菜は命なんだよね。
本来のあるべき姿とか、
あるべき成長のスピードが失われていると
思っちゃう事がよくあります。
野菜が成長して行く過程で体験するべき試練が欠如していないか?
そのせいで、それらを食べている人間まで
なんか打たれ弱くなっていないか?

畜産の業界だって、聞く所によればブタの場合だけど
1頭のお母さんから少しでも沢山産ませる為に
帝王切開までして、早産でこの世に誕生させるらしいし。
牛だって、初乳をお母さんの乳首から飲める牛は
ほとんどいないらしい。
基本的には産まれた途端、お母さんから引き離され、
哺乳瓶からほんの少しだけ、初乳を貰うらしい。
ニワトリのブロイラーに至っては、
太陽も風も知らずに成長し、
出荷される時はコンテナにぎゅうぎゅうに押し込まれ、
山と積まれたコンテナで、雨だろうが、炎天下だろうが、
高速道路を突っ走って、と殺場に連れて行かれる。
その時の鳥達は恐怖で口を半開きにし、
目が泳いでいるか、ぎゅっと閉じている。
きっとあの大量のコンテナの中には、と殺場に着く前にショック死する子もいるんだろうな。

話しがかなり逸れました。
今の時代、あるべきスピードで成長を遂げた食材が少ないのではないか、
ということを言いたかったのですが…..。
風に吹かれ、太陽に当たりながら<なずな>を収穫していると、
こういう食材が一番大事、
一番、人間の体や心を強くしてくれるのではないか、
そんなことを思ってしまった、今日の収穫作業でした。

2013年4月8日

同窓会の連絡

昨日、携帯電話に知らない方からの着信履歴。
以前だったら、かけ直さなかったけど、
今はかけなおすようにしています。
呼び出し音が流れ、途切れた途端、聞こえて来たのは
小学校時代の同級生!
しょえ〜!!
びっくり〜!!
よく私の携帯がわかりましたね!!!
って思いながらも、そこからは時間がうん十年前の小学生の頃に戻って
ふつ〜に話しができちゃうから、不思議なものです。
私がお世話になった小学校は6年間クラス替え無し。
小学生の6年間をず〜っと一緒に過ごすって、
これ、結構重みがあります。

6月は日曜日が5回あるから、
そのどこかで同窓会を行う予定だそうで、
いつなら都合が良いか、聞かれました。
行こうかな〜。
どうしようかな〜。
何となく煮え切らない気持ちで電話を切りましたが
客間のベッドメイクをしながら、
私の気持ちは徐々に固まりました。
行かない。
6月と言えば、夏野菜が一気に成長する時です。
わずか一日でトマトが15㎝も20㎝も伸びるし、
キュウリに至っては30㎝以上伸びたりするのです。
毎年6月はどんなに雨が降ろうが暑かろうが、
支柱をどんどん立てて、成長した部分を縛り付ける作業に追われるのです。
1年で一番日の出が早く、日没が遅い6月を、
どこまで頑張るかでこの後が大きく左右されます。
一年で一番、自分の限界を無視して動かなければならない1ヶ月。
私はまだ10年くらいしか農業に携わっておらず
やっと色々なことがわかってきた状態。
同級生達は大学を出た後、同じ仕事をもう20年以上続け、
きっとそれぞれに肩書きが付き、
安定した状態の中で、管理職として働いていることでしょう。
同窓会で懐かしむより、
失敗した事は来年までやり直せない現場にいたい。
皆に会って懐かしむのは、体が動かなくなってからでいいや。
ここ数年、農業が疎かになっていたので、
今年は農業の手を抜かない1年にすると決めた矢先の事だし。
同級生からの電話で、あの頃にトリップできたし、
東京を離れて15年になるのに、こうやって繋がっていられるだけで
私には十分幸せ。

人の繋がりとか、ご縁とか。
年とともに色々感じるし、ありがたく感じる事がいっぱい。
前に進む力を沢山貰えた1本の電話。
しかも、小学生が持つ成長盛りのパワーだったような気がする。
今日も楽しい一日になる予感。
さて、行動開始なのだ。

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