2013年4月8日
同窓会の連絡
昨日、携帯電話に知らない方からの着信履歴。
以前だったら、かけ直さなかったけど、
今はかけなおすようにしています。
呼び出し音が流れ、途切れた途端、聞こえて来たのは
小学校時代の同級生!
しょえ〜!!
びっくり〜!!
よく私の携帯がわかりましたね!!!
って思いながらも、そこからは時間がうん十年前の小学生の頃に戻って
ふつ〜に話しができちゃうから、不思議なものです。
私がお世話になった小学校は6年間クラス替え無し。
小学生の6年間をず〜っと一緒に過ごすって、
これ、結構重みがあります。
6月は日曜日が5回あるから、
そのどこかで同窓会を行う予定だそうで、
いつなら都合が良いか、聞かれました。
行こうかな〜。
どうしようかな〜。
何となく煮え切らない気持ちで電話を切りましたが
客間のベッドメイクをしながら、
私の気持ちは徐々に固まりました。
行かない。
6月と言えば、夏野菜が一気に成長する時です。
わずか一日でトマトが15㎝も20㎝も伸びるし、
キュウリに至っては30㎝以上伸びたりするのです。
毎年6月はどんなに雨が降ろうが暑かろうが、
支柱をどんどん立てて、成長した部分を縛り付ける作業に追われるのです。
1年で一番日の出が早く、日没が遅い6月を、
どこまで頑張るかでこの後が大きく左右されます。
一年で一番、自分の限界を無視して動かなければならない1ヶ月。
私はまだ10年くらいしか農業に携わっておらず
やっと色々なことがわかってきた状態。
同級生達は大学を出た後、同じ仕事をもう20年以上続け、
きっとそれぞれに肩書きが付き、
安定した状態の中で、管理職として働いていることでしょう。
同窓会で懐かしむより、
失敗した事は来年までやり直せない現場にいたい。
皆に会って懐かしむのは、体が動かなくなってからでいいや。
ここ数年、農業が疎かになっていたので、
今年は農業の手を抜かない1年にすると決めた矢先の事だし。
同級生からの電話で、あの頃にトリップできたし、
東京を離れて15年になるのに、こうやって繋がっていられるだけで
私には十分幸せ。
人の繋がりとか、ご縁とか。
年とともに色々感じるし、ありがたく感じる事がいっぱい。
前に進む力を沢山貰えた1本の電話。
しかも、小学生が持つ成長盛りのパワーだったような気がする。
今日も楽しい一日になる予感。
さて、行動開始なのだ。