2015年7月30日
犬のラッキーは夏になるとここを歩きます。
水を飲みながら行かれる所まで行き、
Uターン。
もうあまり歩く事ができないけど、一日2回のお楽しみ。
水から出たら、しばしの休息。
これが最後の夏になりそうな、予感。
2015年7月30日
2015年7月29日
2015年7月28日
私には軽度の化学物質過敏症と電磁波過敏症があります。
このことを<月のもり>のHPにも記載しているので、
これらの症状をお持ちの方が時々お見えになります。
先日は有機溶剤に強く反応される方が
ご自宅周辺の田んぼで、農薬の空中散布が行われるから
避難する為にお越し下さいました。
時は夏。
ご近所さんや住んでいなくても
こちらで畑仕事をされている方達が、
除草剤や殺虫剤等の農薬を散布する可能性が高いし、
草刈りに刈り払い機を使う頻度も高い時期です。
なので、お客様がお越し下さる1週間前に
ボックスティッシュ5箱セットを持って、
お客様が滞在される間、
農薬散布、刈り払い機、管理機、
野焼きを行わないよう、お願いに回りました。
なんせ皆さん、ご高齢なので、悪気が無くても
物忘れが激しい。
少しでも強くインプットしてもらえるように、
ボックスティッシュという少々
大きめな手土産(!?)を用意し、
お客様には<最中>をご用意願いました。
幸いお客様の滞在が平日だったこともあり、
思ったよりは平穏に事が進みましたが、
こちらで畑作業だけされている方からは、
抗議の電話がきてしまいました。
ひたすらお願いし、平日だけだから、
ということで、何とかご理解いただきました。
今、お盆が近づいて来て、
皆さん、お墓や畑、家の回り等、
草刈りが忙しい時期なんです。
ついでに邪魔になっている木を切ったりするし、
虫もいっぱいいますからね。
お客様の滞在中、地域の皆さんのおかげで、
お客様はマスクを外し、窓を開けて、
ご自宅ではできない、普通の生活を営んでいただくことができました。
今、香りが強い洗剤が流行しているので、
お客様は窓を開けて生活することも出来ないのです。
お客様は新しい家電製品を購入することができません。
なので、我が家で2年使用した扇風機をお譲りしました。
私は以前から欲しかった新しい扇風機を購入。
シャープのプラズマクラスター扇風機。
何と扇風機なのに、空気清浄機の機能搭載。
服に着いたたばこの臭いや花粉、ホコリを除去してくれます。
香りの強い洗剤や香水を使用されているお客様が滞在されると、
残り香で数日苦しい思いをしていたのですが、
これで何とか乗り切れそう。
最後に私事で恐縮ですが、
お風呂では設置してあるボディーソープやシャンプーを使用して下さいね。
お願いが書いて貼ってあるのですが、
時々お気づきにならなかったのか、
ご持参された物を使われる方がいらっしゃいます。
ご使用されると、すぐわかります。
心臓がバクバクして、頭が痛くなり、目の焦点が合わなくなります。
また、電磁波過敏症があるので、
リビングの冷蔵庫は
就寝時にコンセントを抜かせていただくことにしました。
キッチンの冷蔵庫以外、全てのコンセントを抜きます。
何でもない方にはびっくりなことだと思いますが、
ご理解下さいますよう宜しくお願いいたします。
2015年7月27日
2015年7月25日
2015年7月22日
今年の2月、月のもりは器の安全性を追求します宣言をしました。
本日、ウエブ&グラフィックデザイン、器制作担当の水智さんが、
初めて作った物を届けてくれました。
一般的な器には
鉛や炭酸バリウムが使われていることが多いのだそうです。
鉛や炭酸バリウムは低温でも融けやすく、
しかも炭酸バリウムは劇薬指定なんだそうです。
この器は鉛、炭酸バリウムフリー。
土にも拘っています。
今回届けてくれた器の中に、
ご飯茶碗があったのですが、
今、滞在されているお客様も私も、
「重い!!」
という結論になり、もっと軽いお茶碗を目指してもらいます。
まだまだ試作は始まったばかり。
食の安全に拘る月のもりは
料理を乗せる器にも拘っていきます。
2015年7月19日
明日のお昼までWWOOFerのクリスティーナがスタッフです。
彼女から問い合わせが来た時、
プロフィール写真の髪は青でした。
辰野駅へ彼女を迎えに行った時、絶句!
だって、髪の毛が緑なのはまぁ、それほどでもなかったけど、
肩から手まで、沢山のタトゥー。
そして鼻と唇にピアス!
私を待つ彼女に近づきながら、
頭の中は一瞬でもの凄い沢山のことを考えました。
うううう〜〜〜〜。
困った!
農作業だけなら良いけれど、
彼女の滞在中には宿泊のお客様も。
しかも、わりとご高齢な方と
小さいお子様連れのご家族。
なるようにしかならないもんね。
彼女に来て下さいと言ったのは、私だし。
クリスティーナはスイス人。
私が旅をしていた時や、
WWOOFのホストになってからも
スイス人とは接した事がありませんでした。
人生初のスイス人。
どうなることかと思ったけど、
とにかく彼女は面白い。
10年来のベジタリアンで
しかもそのことを誓うタトゥーが背中に。
彼女の日本好きは漫画やアニメから始まったそうで、
興味の入り口は<進撃の巨人><デスノート><遊戯王>
だと言うから、またまたびっくり。
今は日本のロックが大好きなんだとか。
日本のロックがスイスで認知されているなんて知らなかった〜。
なのに、カウベルの音が聞きたくて
ホームシックになるというから、これまた笑っちゃう。
接客も無事にこなしてくれたし、
苗の移植作業も頑張ってくれたし、
本当にありがとう。
明日ここを離れたら、新潟と秋田のロックコンサートと
フェスティバルに行くんだそうです。
今後の行動内容を聞いているので、
お母さんとしては、見送るのがちょっと心配。
また御飯食べに来て下さいね。
あなたは崇高でカッコいいです。
色んなことを教えてくれて、ありがとう。
長野の山の中に居乍ら、1回旅に出た気分です。
2015年7月17日
つい先日、凄く悔しくて、悲しくて
この憤りを
書かずにはいられないことがありました。
我が家の前にある大きな桑の木。
毎年梅雨になると
黒々とした甘くて美味しい桑の実をつけ、
鳥や我が家のラッキーのおやつになり、
<月のもり>の季節のジャムになっていました。
滞在されているお客様も
ご自分の手で摘み取られ、
「懐かしい味」「初めて食べた」
と、喜んで下さっていました。
この木の持ち主は
何人もいる私の<お父さん>の一人。
ここには土地だけがいくつもあって、ご高齢なこともあり、
私が草刈り等の管理をしています。
つい先日も、今年も美味しい桑の実のジャムが作れたと、
報告したばかりでした。
どこにでも、自己主張の強い方がいらっしゃいますが、
私の住む集落にも、皆を振り回すおばあさんがいます。
今年はこの桑の実を食べに、猿が来るようになったこともあり、
<お父さん>に木を切るように言ったのです。
猿が来る → 嫌だ → 切れ
という単純な図式しか頭に浮かばないようだけど、
桑の木があるから、畑が荒らされずにいる、
という反面があることに、なぜ気がつかないのだろう。
もともと山にいた動物達が、
実る木を切りすぎたから、餌がなくて
里に降りて来て、畑が荒らされるようになった、
という話は、散々聞いているであろうに、
まだわからないのだろうか。
私はこの話を持ち出して、切る、という選択をしないよう、
抗議した。
昔、養蚕が盛んだったから、
村の至所に桑の木はありますが、
実をつける木は他にありません。
たわわに実る木がある、
これだけで財産になっている、という思いは
年寄り達には持ち合わせていない価値観なのです。
持ち主の<お父さん>は、ご自分の手には負えないので、
親戚の方にお願いして、木を切りました。
慌てる私に
「ここに住んでいないから、従わない訳にはいかないんだよ。
そりゃ〜、住んでりゃ〜、言い返して文句も言うけどな。
あんね(私のこと)の言う事に一理あるけど、
こういう村では長老に従わないとならないんだよ。」
と、なだめられてしまいました。
わかっているよ、お父さん、
良い悪いじゃなく、村社会は上の者に黙って従え、ってことぐらい。
でも、まだ若い私は、
この土地の魅力、かけがえの無いここの恵みが
誰よりも好きな私は
時に耐えられないこともあるんだよ。
もうじき、自分の人生が終る、と
日々過ごしている村の年寄り達と
あと最低でも20年はここで農業を営んで生きて行きたい、
と願っている私の間には
意識の大きなギャップがあります。
自分がこの村を守って来た、という
強い意識を持っている長老達と
都会からやって来た
こんな魅力溢れる土地は無いと思っている私。
もっと考えて、年寄り達が納得出来る説得の仕方は無かったのだろうか。
目の前にあった木が無くなった今、
自問自答の日々。
薪にするよう、切ってくれた桑の幹。
心が痛くて、当分、運べない。
2015年7月15日
新じゃがを販売いたします。
メイクイン、ノーザンルビー、シャドークイン、アンデスレッド、
ジャガキッズパープルの5種類を、Mixになります。
1キロ ¥450
3キロ ¥1350
5キロ ¥2250
ヤマト運輸 常温での発送になり、
送料は重さに関係無く別途¥600かかります。
17日(金)に発送いたしますので、
18(土)着になります。
お買い求め下さる方は、メールかfacebookのメッセージ機能で
住所、電話番号、お名前、受け取り時間をご指定下さい。
今日も一日畑にいますので、電話での連絡はご遠慮下さい。
一番ポピュラーなメイクイン
煮崩れにくい品種の代表です。
皮も中もピンクのノーザンルビー
こちらも煮崩れにくい品種で、ポテトサラダに入ると
とってもキュートです。
皮が赤くて中が黄色いアンデスレッド
煮崩れやすい品種で、真ん中に<す(穴)>が入っていることがあります。
皮が紫で中が黄色いジャガキッズパープル
こちらも一番最初から作っている品種です。煮崩れやすく、<す>
が入っていることがあります。
皮も中も紫のシャドークインは本日掘りますので
写真がありません。
シャドークインはメイクインが紫になった感じで、
煮崩れしにくく、細長いタイプです。
マヨネーズを入れてポテトサラダにすると、
目にも鮮やかな紫陽花のようです。
どの品種も掘りたてなので、 皮が薄く、ゴシゴシ洗うだけで
剥けて行きます。
皮も是非お召し上がり下さい。
今、毎日食べていますが、蒸して塩を振っただけでも美味しいです。
蒸してから、フライにすると、
美味しくて手が止まりません。
是非お召し上がり下さい。
宜しくお願いいたします。
2015年7月12日