平素より当宿をご愛顧いただきありがとうございます。
東京から長野へ移住する時、強い意志を持って農家民宿の開業を目指し、16年に渡って営んで参りましたが、3月31日を持ちまして廃業する運びとなりました。
誠に勝手ながら、廃業までの宿泊、ランチのご予約は締め切らせていただきました。
開業前からご支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
がっかりさせてしまった方がいらっしゃったら、誠に申し訳ありません。
引き続き、世界で一番大好きな川島の源上で、農業に幅広くチャレンジして参ります。
時々、ブログなどを覗いていただけましたら幸いです。
長年にわたる格別のご愛顧を心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
農家民宿 月のもり 宿主
ズッキーニはオリーブオイルで炒めて
洋食でいただくのが一般的ですが、
和のテイストも合うんです。

写真の左から油揚げ、しめじ、ニンニク、ズッキーニ。
フライパンに油を入れて、これらを炒めていきます。
塩をひとつまみ入れ、みりんで伸ばした味噌を絡めていきます。

写真は大葉をトッピングしていますが
ミョウガ入れても美味しい。
ご飯が進む一品になりますよ。
昨日、正美さんと
「トンボが減ったよね。ありとあらゆる小動物が減ったよね。」
って話をしていて、
「天候のせいもあるだろうけど、農薬だろうな〜。」
って。
お米を出荷している方達の田んぼには
1回投与すると時間差でマイクロプラスチックが劣化して
追肥ができる肥料を入れているから、
隅っこにプラスチックがいっぱい集まっている。
そんな田んぼでは、命の営みも減るってもんだよね。
今朝は田んぼの至る所で、トンボが羽化していた。
そして今日、梅雨明け宣言。
トンボは知ってたんだね。

トンボは虫を食べてくれる、お百姓の見方です。
大切な仲間です。
今日の夕方には、早速空を気持ちよさそうに飛んでいました。
これから寒くなるまで、宜しくね。
お野菜の顔色を伺いつつですが、
そろそろ、発送作業を始めたいと思います。
<月のもり>の野菜は
ネットサイトの<ポケットマルシェ>か
ふるさと納税を扱うサイト<ふるさとチョイス>から
辰野町を御入力いただくとお買い求め頂けます。
<ふるさとチョイス>は既に閲覧できますが
<ポケットマルシェ>は近日公開になります。
既にご予約くださっている皆様、
もう少しだけお待ちください。
事前にご連絡の上、近々発送致します。
標高900メートルで
天の川と鶏が走り回るのを見て育った野菜たちは
農薬も化学肥料も使用しておりません。
どうぞよろしくお願いいたします。

昨日は雨が降ったり、止んだり。
やっと梅雨らしくなりました。
野菜達が待ちわびた梅雨らしい雨。
そして草達はパワー全開。
草との戦いです。
そんな今、この子達の存在が大きい。


草は食べないけど、
草を抜いた時に出てくる虫とミミズが目的で
「早く、早く!」と
私の作業を煽ってくれる。
本当に休ませてくれない(笑)。
食べてくれる虫と、食べない虫がいることが判明。
一番食べて欲しい、<ウリハムシモドキ>は食べないことがわかって
ちょっとショック。
でも、小さいカメムシは食べるし、
黄金虫の仲間は食べてくれて
アリはかなり大好き。
アリの巣を見つけたら、拡幅して食べ進む。
やっぱり1番の大好物はミミズ。
夜盗虫や芋虫系も大好きで
喉越しがツルッとした物がお好みかい?
市販の餌を一切与えず、
どんどんたくましく育っています。
昨日の土曜日、今年2回目の除草機押しをしました。
例年でしたら、6月に入ると同時に
毎朝1時間から2時間、
手押しの除草機を押したり、草を抜く作業をするのですが
今年は6月に
田んぼオーナーさんと1回除草機を押しただけで
何もせず7月を迎えました。
今まで5年間、オーナーさん達と草を取り続けた効果なのか
お世話になっている正美さんの代掻きのテクニックのおかげなのか…..。
でも、明日からは毎日草取りをしようと思う。
それは、草を取るのが目的と言うより
集まって来ている命の営みを見たいから。

今年は見ない、と心配していた<こおい虫>が沢山いた。
オタマジャクシはカエルになった子もいっぱいいた。
トンボは産卵してくれる模様。
様々な命と一緒に育つお米。
こういうお米を食べ続けたい。
この田んぼは100年後も誰かが無農薬でお米を育ててくれますように。
今やっていることが誰かに引き続き、
命の営みも続くことを心から願って草取りをしました。