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BLOG

2021年9月25日

稲刈り

今日は青空の下で稲刈りを行いました。
独自の田んぼオーナー制度っていうメンバーを募って
毎年田んぼをやっていますが、
今年はコロナの影響で
他府県在住のオーナーさん達にはご遠慮いただくことになり
ちょっと寂しい稲刈り…..
と思ったら、正美さんの息子さんご家族が5人で応援にいらしてくださり
いつものように
大勢で行う楽しい稲刈りになりました。

今日、一番のびっくりと言っても過言じゃ無いのが
ユミちゃんがはぞぎを運んでくれたこと。



そして、1歳から参加してくれている空ちゃんが
昨日、学校で稲刈りをしたそうで、
鎌で稲を刈ってくれました。



赤ちゃんだった空ちゃんが稲を刈ってくれて、
ユミちゃんがはぞぎを運んでくれるほどたくましくなっちゃって、
時の流れを感じました。
そう、去年の稲刈りも思ったのよ。
老いていく自分に反比例するように
成長していくメンバー達。
植物が葉っぱを落として、次の世代の肥やしにしてもらって
自分は一生を終えていく….
そんな縮図を見ている気分。
次に繋がっていけば、それでいい。

この人は本当に歳を取らない。
仲良しの正美さん。



今回もお昼まで、手取り足取り
指導しながら、作業を手伝ってくれました。
本当にいつもありがとうございます。

春に田植え機で植えたお米を
稲刈り機で刈る天平くん。



今年、川島に移住して来た岡田ご夫妻は昨日の手刈り作業から
参加してくれて、本当に感謝。
地区の役があって、午後から参加の恭子さん。
移住して、地域に必要な人材になって来たってことだね。

カエルがいて、イナゴがいて、カマキリもいて、





お盆の長雨で収量は落ちるけど、
でも、ずっしりとした感覚があって、
味は絶対、美味しいね!
大切な仲間が集う田んぼは、やっぱり
大好きだな〜。

長野県内で人気の雑誌
KURA 10月号でご紹介いただきました。







<エシカルを極める>
ということでご紹介いただいております。
私にとって楽しこと、美しいと思うこと、
体に負担ならないことが
このようにご紹介いただき、恐縮です。
県内の方、お手に取っていただけたら幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。

2021年9月15日

端境期

最近、朝晩の気温が下がって来て、
夏野菜はそろそろ終了。
6種類のトマト食べ比べのセットを
ポケットマルシェと辰野町 ふるさと納税の返礼品で
ご利用頂いて来ましたが
今年は終了いたしました。

野菜が10種類前後入った野菜のセットも
同様に取り扱って頂いて来ましたが、
しばらくお休みいたします。
主力だったトマトは木で実ったまま
茶色く変色しているし、
夕顔はもう大きくならないし、
空芯菜は葉っぱが黄色くなってしまいました。
夏が終わったんですね。

枝豆の発送を金曜日くらいで終わりにしたら
発送作業全般を少しの間、お休みいたします。
これが業界で言うところの端境期。
でも畑では、廃れていく野菜を尻目に
これからが出番だと、張り切る野菜達が。

人間の口に入るのか、
ぴ〜さん達の口に入るのか…..。
猫じゃらしのような雑穀、<あわ>が可愛い。



人参は葉っぱが風に揺れて、気持ち良さそう。



大根は8月に撒いたものの葉っぱは、
虫に食べられていますが、
9月に撒いたものは、全く虫がついていません。



何種類ものカブも元気に成長していますし、
ブロッコリー、カリフラワー 、カーボロネロなどの
アブラナ科も急成長中。
今年は販売を意識して、サツマイモを沢山作っています。
発送作業を再開した時は、野菜の顔ぶれが一気に変わり
根菜が沢山登場します。
再開はブログやSNSでご報告いたしますので
その時はどうぞ宜しくお願いいたします。
標高900メートルの寒さが作る
甘い野菜をどうぞご期待ください!

2021年9月11日

枝豆

本日から1週間だけ
ポケットマルシェで枝豆を販売いたします。



田んぼと田んぼの間で
数年、耕作放棄された畑をお借りして
農薬も化学肥料も使わず、
生えてきた草を刈り、しきつめるだけで栽培しています。
とにかく美味しくて、
食べ始めたら、手が止まりません。

今回はポケットマルシェ のみの販売になりますので
<月のもり>で検索して下さい。
1週間限りですので
どうぞ宜しくお願いいたします。

2021年9月5日

美しいもの

美しいものを見ると
元気になれる。ちょっと嫌なことなんて
すぐに忘れてしまう。

朝、明るくなって来たら
野生動物がとうもろこしを食べ散らかしてあるのを見つけて
まだちょっと早いけど
慌てて収穫。



とうもろこしの皮を剥くと同時に現れる
粒の色と、光り輝く髭がたまりません。

珍しいタマゴタケを入手。



一番左のきのこの名前は忘れてしまったけど
渋い紫で、これまた美しい。

今夜はタマゴタケのペンネ。



今日も良い1日でした。

2021年9月4日

狩猟免許取得

昨日、狩猟免許の免状が届きました。



狩猟して良い四つ足の動物の名前を覚えるのは
難しくなかったけど、
狩猟出来る鳥の名前を覚えるのは
熱が出そうでした(笑)。
キンクロハジロとか、コジュケイとか、
ゴイザギ、ヤマシギ、タシギ…….。
致命的だったのは、
マガモとカルガモさえなかなかインプットできなくて、
私は野鳥には興味がなかったこと、
初めて気がつきました。
今度の冬は、諏訪湖に行って
折角覚えた野鳥を確認してこようと思っています。

皆さんに聞かれるのですが、
私が取得したのは<わな>の免許で
鉄砲ではありません。
鉄砲を取得したら、
捕まえた動物を撃たなければなりません。
お母さん猿が子猿を抱きしめて守ろうとしていたり、
子鹿が罠にかかって動けなくなってしまったら、
お乳を飲ます為にお母さんは離れることなく寄り添い
親子で撃たれるのです。
それは、私にはどうしても出来ない。
肉を食べるのに、動物を殺すのは可哀想、
って言うのと全く同じなんだけど、
でも、これだけ猿の被害を受け、
熊に蜂の巣箱を壊されたら、
やれる手立ては打たなくちゃ。
ここで百姓を続けられない。

去年から養蜂を始め、
いつか熊がやって来るだろうから、
蜂を守る為に狩猟免許を取得したのに、
免状が届く直前に
熊にやられてしまった。
タッチの差。
不幸中の幸いで
壊滅的な壊され方ではないので
もしかすると生き延びてくれるかも知れないけど、
ここに置いてたら
毎日熊が来る。
なので昨日の夕方、
谷の入り口、
田んぼでお世話になっている根橋正美さんのお家に
引越しをした。

昨日の夕方のお引越しに至るまで
香代ちゃんと大東さんには
二日間に渡ってお世話になり、
昨日は街中から宮原さんが駆けつけて下さり
皆さんには感謝の言葉が見つからない。

蜂からは沢山のことを学び、
沢山の幸せを貰って来た。
蜂がいない朝。
心にぽっかり、穴が空いている。

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