月のもり

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BLOG

2021年5月23日

ヒヨコが来た!

4年前から、鶏を飼いたい、卵をやりたいと言い続けて来ました。
ちょっと時間がかかったけど、
沢山の方のお世話になって
やっとヒヨコが届きました。



10年くらい前までは、いつも鶏がいたのです。
最後の子が死んでから時間が空いた1番の理由は餌。
一般的な市販の餌は、
遺伝子組み換えのトウモロコシが主体。
これはもうあげたく無い。
こだわりの餌をあげている生産者さんは沢山いらっしゃるけど
どうするのが一番いいのか、
ずっと考えて来ました。
出した答えをやっと形にすることができました。
<岡崎おうはん>の5羽が卵を産み始めるのはもう少し先の話なので
もう少しお待ち下さいね。
これから沢山コミュニケーションをとって、
終生、「鶏に生まれて良かった」と思えるパートナーでありたいと思います。

2021年5月12日

カエルの池

私の住む集落は、2年間田んぼが1枚も無かった。
その間、カエルは繁殖の場を失い
雨が降るとアスファルトに出来た水溜りに産卵することさえあった。
当然、こんな一瞬の水溜りでは
カエルにまで成長することは出来ない。
見るに見かねて、私の借りている1枚の畑は
水が沸いているので、
そこに運び込んだけど
無事にオタマジャクシになれたのか、
確かめようが無かった。

去年の畑は虫の被害が酷かった。
種を撒いても、撒いても、
葉っぱを食べ尽くされてしまった野菜がいくつもあった。
20年前の農地には
カエルやカマキリ、肉食性の蜂が至る所にいたのに
最近はどれもほとんど見ることが無くなってしまったのも
原因の一つだろう。
虫が増えたのではなく、食物連鎖が狂ってしまったのでは…..。
そう、カエルを見なくなったから、蛇も見なくなった。
農薬を使わない農業を営む者として、
これは何とかしなければ。

2年耕作されていなかった、元田んぼをこの春からお借りした。
田んぼだったから、水を引くことが出来る。
カエルに帰って来て貰わなくちゃ。



トラクターで土を起こしてもらい、
代掻きをしてもらい、水を入れた。
早速カエルは産卵してくれた。





すると、今朝は様々な鳥もやって来て、
蛇もやって来ていた。





様々な生き物の命の営みが
わずか数日で
見える形で廻り始めた!
なんて嬉しい。
ここ数年、夜になるとリビングの窓ガラスに
雨蛙がへばりついて、
集まって来た虫を食べる光景を見ていないが
今年は見れるといいな〜。

20年前の源上(住んでいる集落の名前)を取り戻したい。
本気で誰かがバカにならないと
一見見渡す限りの自然豊かな光景も
自然破壊に歯止めが効かない。
宿の仕事を縮小してでも
私はかつての自然を取り戻したい。

さて、次の取り組みは鶏ですよ。

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