月のもり

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2015年10月23日

紅葉

玄関から入ると紅葉がお出迎え。

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写真だとあまり色づいていませんが、
ウッドデッキに出るとこんな感じ。

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少し前、連日朝の気温は5℃以下でしたが、
ここ最近は10℃前後で高めになっています。
それでも紅葉は見事に進んでおり
落ち葉掃きが日課となっています。
地元の<横川紅葉祭り>は10月31日(土)に開催されます。
当日は国有林の中も解放され、
<かやぶきの館>から<三級の滝>の近くまで
シャトルバスも運行されます。

2015年10月11日

焼きリンゴ

紅葉が進み、お客様が滞在中は薪ストーブを使うようになりました。
この季節、信州と言えばリンゴ。
薪ストーブの上のダッチオーブンには

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焼きリンゴ。

シナモンと甘いリンゴの香りがして
肌寒くなって来た夜のデザートに嬉しい。

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色んなバリエーションを考えていく予定。
使用しているリンゴは
お隣、箕輪町の
<アルプスの風>さんの低農薬の物。
<アルプスの風>さんに関しては、また後日。

2015年10月9日

虎太郎

ラッキーが旅立って1ヶ月ちょっと。
その数日後から虎太郎の様子が変わってしまいました。

ラッキーが歩けなくなり、
私と二人で散歩に行くようになった時は、
凄い得意げで、歩みが軽く、嬉しそうだったのに、
今ではなかなか行こうとしない…..。
御飯もほとんど食べないし、
表情も暗い…..。

亡くなった数日後、
ラッキーのお墓の回りをぐるぐる回り、
土を掘り始めました。
その次の日は
虎太郎は主のいないラッキーの小屋へ行き、
ぐるぐる回りながら臭いをかいで、
「キャイ〜ン!!」
っていう、今まで聞いた事が無い、
悲しい叫び声を上げました。
その数日後は玄関前の臭いを
しつこいほどかいで、
「玄関を開けて」
と、前足でドアに寄りかかりました。
室内にいるかもしれないと、
思ったのでしょう。

年がら年中、虎太郎が威嚇し
取っ組み合いのけんかになり、
負けるのはいつも虎太郎。
何度救急で獣医さんのもとへ走ったことか。
それなのに….。

あまりに寂しそうで、ボケちゃいそうで、
少しの慰めになれば、と
カピバラのぬいぐるみを入れてみました。

CIMG4524

太陽が眩しい午後は日向ぼっこするのがお約束だったのに、
ハウスから出ないで、
一日中、こうやってしがみついてます。
2匹が一緒にいた10年は、
人間が思うより、長くて重いものなんでしょうか。

郵便屋さんや宅急便、御近所さん、
誰が来ても、吠えて教えてくれたのに、
全く吠えなくなってしまい、
番犬の役目も放棄。

嫁を貰うしかないのかなぁ〜。
雌犬が来たら、復活するかなぁ〜。
今の検討課題。

2015年10月8日

ハウスが完成

もう何年も、ホウレンソウをまともに食べていない。

畝には沢山作ってあるけど、
冬野菜のホウレンソウは霜にあたると
抜群に甘みを増し、美味しくなるから、
そのタイミングを待っている。
さぁ、食べよう、思うと
猿の群れがやって来て、完食。

温暖化の影響で、冬の積雪がどんどん増えている。
冬野菜をトンネルで覆っておいても、
重みに耐えられず、食べる事ができなくなっている。

毎年、数百個の干し柿を作っているけれど、
去年、干し上がって来た物から、どんどん猿に食べられてしまった。
彼らは私が朝夕、犬の散歩に行く事を知っていて、
出かけるのを待って、食べに来る。
干し柿は、過去にも食べられたことがあったけど、
ほんの数個の被害で済んでいたのに、
数百個、全部は初めて。
おまけに、その上に干してあった
沢庵にする大根まで食べられた。

これらの問題を解消する為に、
大工さんにお願いし、
ハウスを建てた。

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雪にも猿にも負けず、農業を営むのだ。
あと20年は百姓でいたいもん。
とりあえず予算の都合で、今回のはちっちゃいけど、
それでも
嬉しくてたまらない。
もうすぐ始まる干し柿作り。
今年はこの中に干すんだもん。
檜の香りが漂う
贅沢なハウス。
真冬も毎日、ここに来ちゃいそう(笑)。

シルバーウィークのお客様が終った途端、私の右手はGive up。
親指に激痛が走り、
右手がまともに使えなくなってしまいました。
歯医者以外の病院に行くのは一体、何年ぶりだろう。
最初に足を運んだのは、地元の辰野病院。
びっくりしたことに、整形外科医は常駐していなくて、休診日でした。
仕方が無く、
隣町の岡谷病院へ。
するとこちらでは、整形外科は手術日なんだそうで、
外来は休診でした。
医師不足の問題に初めて遭遇しました。
自分で運転出来るから良いですが、
これが公共の交通機関を使わねばならなかったり、
もっと重傷だったら、どうなっていたんだろう……。
以前にも行ったことがある開業医にたどり着いた時は、
心底、ホッとしました。

診察の結果は狭窄性腱鞘炎。
早い話、手の使い過ぎ。
しかも通常治療に使う注射は、私がアレルギー反応を起こしてしまう物なので、
塗り薬のみの対応。
ああぁぁぁ。
なんてこった。
一体、いつ治るんだろう。
幸い、wwooferさんが1週間いらして下さることに
なっていました。
なんというグッドタイミング!
そんな救世主が小西君。

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腱鞘炎であまり手が使えない私に変わって、
何から何まで頑張ってくれました。
それのみならず、
なんとこの週末、我が村で
茸採りに出かけた方が、遭難されたのです。
私は3日間、自分のことは何もできず、
炊き出しや捜索活動のお手伝いで家を空けていました。
不在の私に変わって、小西君が畑や家、動物達の世話を引き受けてくれました。
おまけに彼は、どれだけ栗の皮を剥いてくれたことか。
収穫作業が終えられずにいたキビや小豆も
すっかり刈り取ってくれたし、
トマトの畝も片付けてくれて、
感謝してもしきれません。

今日、彼は次のホスト先へ移動しましたが
出発時間ギリギリまで
トマトだった畑を興し、ニンニクを植え付けてくれました。

将来、百姓になりたい小西君。
君の作った野菜は、優しい味がして
食べた人を癒してくれることでしょう。
将来がとても楽しみです。

神様、仏様、小西様、な1週間をありがとう。

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