平素より当宿をご愛顧いただきありがとうございます。
東京から長野へ移住する時、強い意志を持って農家民宿の開業を目指し、16年に渡って営んで参りましたが、3月31日を持ちまして廃業する運びとなりました。
誠に勝手ながら、廃業までの宿泊、ランチのご予約は締め切らせていただきました。
開業前からご支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
がっかりさせてしまった方がいらっしゃったら、誠に申し訳ありません。
引き続き、世界で一番大好きな川島の源上で、農業に幅広くチャレンジして参ります。
時々、ブログなどを覗いていただけましたら幸いです。
長年にわたる格別のご愛顧を心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
農家民宿 月のもり 宿主
昨夜試作しました、大根餅。

最近、我が家の顔野菜の仲間入りをしつつある
北京紅心大根を使ってつくりました。
もともと甘みが強い大根だし、
弱火でじっくり焼いたので
滅茶苦茶甘い!!
飲茶大好きの私にはたまりません。
レシピを紹介しておきます。
大根 300g
白玉粉 100g
片栗粉 大さじ3
水 大さじ4(フレッシュな大根は大さじ3でも大丈夫そう)
ネギ お好きなだけ
お好みの油 適量
塩 小さじ2分の1
大根の皮を剥き、細かい千切りにします。
ボールに入れ、塩を入れ軽くもみ、10分くらい放置します。
水が出て来たら白玉粉、片栗粉、水、ネギを加えよく混ぜます。
フライパンに油を引き、両面を焼きます。
こんやのおかずは、これ。

チコリー。
山のようにそびえるチコリー…….。
苦みが結構強くて、何度も強い霜にあたり、
噛みごたえ満点。
油が加わると苦みが軽減されるので、
自家製バーニャカウダのソースをつけてみたり、
焼いた肉、挟んでみたり。
なんでこんなに沢山のチコリーを耐えながら食べなきゃならないのか。
それはXmasの頃、再びご報告の予定です。
はっきり言って、罰ゲーム状態です(笑)。
今週金曜日、29日に野菜の発送作業を行います。
多分、今年最後の発送になると思います。
お届けできる野菜は大根、かぶ、カーボロネロ(黒キャベツ)、白菜、ネギ、人参、
等の予定ですが、天候、猿の襲撃等により、変更する場合もございます。
段ボールに入るだけのお任せになってしまい、
野菜の代金以外に送料が¥600かかります。
(野菜代が¥2000を超えることはほとんどありません。)
合計代金は、後日ゆうちょ銀行にお振込いただくことになります。
お買い求めいただけるようでしたら、
お手数ですが、メールでご一報下さい。
その際にヤマトでの発送になりますので、
お受け取り時間の指定もお知らせ下さい。
雪に耐え、強い霜に何度も当たり、
甘く、柔らかくなった<月のもり>の冬野菜達。
是非ともご賞味下さい。
締め切りは前日木曜日の21時までとさせていただきます。
どうか宜しくお願いいたします。
今日のおやつは柿。

実はこれ、渋柿。
干し柿作りに疲れたので、収穫せず、木に残しておいたものなんだ。
毎朝、氷点下まで下がっているから、
凍っては融け、凍っては融け….を繰り返し、
渋がのけたものなんです。
トロトロでジュレみたい。
もっと食べたいところだけど、
体を冷やすから1個で我慢。
北京紅心大根を半分以上収穫し、
紫高菜を8割くらい収穫し、
重くてちょっと大変だったけど、
飛行機雲が奇麗だったから、まぁ、いいか〜。

数年ぶりに東京へ行ってきました。
朝、6時過ぎの高速バスで出発したのですが、
首都高の大渋滞にハマり、
予定していた所を一カ所、諦めました。
本当に数年ぶりなので、
プリウスのタクシーが走っていることにびっくりしたり、
学生の頃行ってた、お茶の水のビリヤード屋が未だ健在なことに感激したり、
数年ぶりに乗る電車の車内では、
シート1列7人が皆、スマートフォン操作する光景にびっくりしたり。
完璧お上りさん。
でも、新宿駅や東京駅は自由に歩き回れたし、
ラッシュの中央線にもひるむこと無く乗れたので、
まだまだ勘は衰えていないことに安心もしたかな(笑)。
久し振りに都会の刺激を受けて、
私は時々、東京に来ないと駄目だな〜って、思った。
また近いうちに行こうと思う。
まだ11月だと言うのに、昨日の朝は吹雪。
うっすら白くなるだけで、しっかり積雪にならないけど、
焦ります。
今朝は3℃、プラスだ!!って喜んだのに、
明るくなって来たら、雪が舞っています。
先週、−4℃が3日連続で続き、
大根の葉っぱはボロボロに。
レタス類や遅く蒔いたルッコラ、ビーツの葉っぱは、
ちょっともう駄目そう。
昨日、長ネギを一抱え抜いて来たけど、
寒さで緑の部分がやっぱりボロボロ。
先週から続く12月の気温で、
野菜はダメージを受けています。
先週、師匠のところへ行って来たのですが、
師匠も力なく、落胆していました。
「これからはどんどんこんな異常気象で
作りにくくなるんだろうな〜。」
雨があまりにも降らず、高温が続いた8月から9月。
種まきしたくてもできなくて、
やっとできる!!と思ったら
早々と低温。
野菜が育つ、快適な環境が短過ぎる。
昨日はまだ畑にいる野菜達を低温から守る為、
畝にビニールをかける作業をしました。
キャベツ、白菜、人参、小松菜、ほうれん草……。
越冬中から春まで食べる
ほうれん草や小松菜は、猿から守る為でもあります。
でも、彼らは頭が良いから、被せてある物を取って
食べちゃうこともあるんだよね。
日没がどんどん早くなる中、
昨日は強風が吹き、最高気温が4℃だったけど、
畑を走り回り、汗をかいての作業でした。
今年も作りました。
師匠からいただく青いトマトのピクルス。

これを作ると、今年も残り少ないことを感じます。
畑の片付け作業や、収穫作業、収穫した物を貯蔵する作業。
集めた落ち葉を堆肥にしなくちゃならないし。
急げ、急げの11月です。
昨日、お友達と新蕎麦を食べに行ってきました。
行って来たのは
辰野町の<万五郎そば>さん。
初めて行きましたが、
ここはおすすめです!
お蕎麦が美味しいのは勿論ですが、
蕎麦がきが最高でした。


蕎麦つゆが美味しくないお店が多い中、
ここは美味しかったです。
石臼玄碾きぐるみ、十割手打ち蕎麦です。
是非一度、足をお運び下さい。
私は食べることが大好き。
大好きだから、農業が好きなんだと思う。
私の美味しい…..は、ちょっと一般的な感じ方とは違う部分があるの。
私には化学物質過敏症があるので、
農薬や化学肥料を沢山使ったもの、
添加物が沢山入った物は、美味しいと感じられない。
そんな私が最近美味しい!!と感激したものがこちら。
熊本県菊池市で作られている七城メロン。
これは凄い!!
糖度測定をして出荷しているそうで、
食べる日もいつからいつまでと、指定されています。
実は私、メロンは嫌いなんです。
私には麻酔アレルギーがあるので、メロンやキウイは
食べられない….と麻酔科のお医者さんに言われたことがあるのですが、
そうか、だから嫌いだったんだ、って納得したのです。
でも、師匠が作るメロンとキウイは大丈夫なので、
もともと食材に含まれているアレルギーを起こしやすい物質を
農薬や化学肥料が助長しているのだろう…..と思っていました。
でも、これは美味しい!いくらでも食べられます!!

感激しました、美味しくて!
生産者の方に感謝だわ〜。
送って下さった方には本当に感謝、感謝です。
私もこういう農産物を作れるようになりたいな〜。
そしてこちらも、大感激の一品。

イタリアのビスコッティ。
なんと1858年創業。
紙袋の口をくるくるっと3回折り曲げ、細いひもで十時に縛って、
小さな紙のタグがついたラッピング。
袋の側面に各国語で原材料が書いてあるんだけど、
小麦粉、砂糖、アーモンド、卵、ピーナッツ
だけ。
なのに、食べるとものすごく奥深い味がするの。
多分、原料が良い物だからなんだと思う。
なんかね、衝撃だったんだよね。
ラッピングも、ビスコッティも。
写真に撮り損なったのですが、
岐阜の<からすみ>というお菓子も感激しました。
国産の米粉と砂糖だけのお菓子。
<ういろう>とも違う、
素朴で懐かしいお菓子。
食べ始めると止まらない。
良い食べ物を口にすると、
お腹だけでなく心が満たされ、刺激やパワー、ヒントをいただきます。
私のことを思ってプレゼントして下さる皆様の想いが
一番の栄養です。
ありがとうございました。
今年は赤蜂が凄くて、怖いくらいでした。
晩秋には羽音をたてて、
おびただしい数の赤蜂が右往左往飛び回っていました。
連日、朝−4℃まで下がるようになり、
とうとう彼らは一生を終えました。

1年も生きることができない彼らを見ていると、
人生、やりたいことやって、一生懸命生きなくちゃな〜って、
改めて思う。
日々、大切にしなくちゃね。
11日に初雪が舞い、翌朝は−4℃まで下がり、
一ヶ月先の天気と気温になってしまいました。
毎日風が冷たくて、とても寒いです。
畑の野菜達も突然の気温低下にびっくりしています。
ビニールを被せようとか、もみがらを厚くかけてあげようと
思っていたのに、その作業をする前に気温の低下。
ちょっと突然過ぎるんだよね〜。
でも、この寒さと寒さによる強い霜で美味しくなる野菜もあります。
野沢菜はその代表。
固かった繊維質が霜で柔らかになります。
チンゲンサイも<おひたし>にすると、トロトロ。
甘くて美味しいです。
カブや大根は辛みや苦みが抜け、甘さが増します。
1年でこの時期だけの楽しみはカブのシチュー。
土鍋を用意し、
オリーブオイルをやや多めに入れ、
ニンニクを入れます。
香りが漂って来たら、ザクザク切った葉っぱを入れて、
ぱっと塩をふり、木べらでかき混ぜたらふたをします。
火が通ってくると水も出て来るので、
切ったカブを入れて、再び木べらでかき混ぜ、
弱火で放置します。
カブに火が通ったら豆乳を入れ、塩、胡椒、ナンプラーで味を整えます。
乳製品無しでも、コクのある美味しいシチューができちゃいます。
あと何回食べられるかな。
−6℃以下になると、カブが寒さに耐えられなくなってきます。
それまでのお楽しみです。

左のお皿は今、お気に入りのサラダのスタイル。
ルッコラやカラシナ等、少し辛みや癖のある葉っぱをメインにし、
カボチャとサツマイモの素揚げをトッピングしています。