仙人堂

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農家民宿月のもり


BLOG

2013年2月12日

種蒔き

今年も種蒔きが始まりました。
 
まずはナス科のピーマンやナス、トマトから。
まだまだ寒いので室内で育てます。
お日様を求めて、時間によっていくつかの部屋を移動させなければなりません。
長時間家を空ける場合はパネルヒーターをつけて、
その前に置かなければなりません。
それでも、時にはうっかりしたり、
我が家の猫の肉球に踏みつけられたりして
ダメにすることもあります。
ダメになることを承知でどんどん蒔いて行きます。
3月になると、リビングは苗だらけで
人間がかに歩きになることも。
 
ああ、始まったな~。
 
今年はどんな年になるんだろう。
お正月を迎えた気分。
 

2013年2月11日

雪が溶けて来たから

雪が溶けて来たから、畑に野菜を見に行きました。
この間まで膝上まで積もっていましたが、
陽のよく当たる畑はもう20センチくらいになりました。
 
リーフレタスやビーツには
ポリカーボの浪板を被せてあるのですが、
スコップでがつんがつん当てながらかき分け、
再会!
「おおお〜〜、元気だったか〜〜!?」
思わず声をかけてしまいます。
ポリカーボを生み出して下さった方に感謝しちゃうし、
こんな浪板1枚で大雪と寒さに耐え忍んでくれている野菜に感謝しちゃう。
嬉しいな〜。
 
芽キャベツはポリカーボではなく、ネット状のものを被せてあります。
先日までは雪に埋もれ、どこにあるのかわからない状態だったのに、
しっかり葉を垂らし、芽キャベツを守るように育んでくれていました。
ありがとう!
 

 
そして11月に収穫し、ビニール袋に入れて土に埋めた人参と大根の発掘作業。
 
ここは日当りが悪いので、積雪がまだ30センチ以上あり、
まずは雪かき。
すると目印と保温の為に敷いてあった枯れ草が出て来ました。
 

 
枯れ草をどけ、土をスコップで掘ります。
枯れ草のおかげで土が凍っていなかったので、
土が柔らかく、あっという間に掘り進めることができ、
探し物の袋が出て来ました。
 

 
これを開ける時がとっても楽しみ。
 
赤い大根と白い大根、人参と再会。
人参は昨日、煮物でいただきました。
甘かったんだよ〜。
そして大根は今晩のおでんでいただきます。

お正月明けから始めた大掃除は、息子が使っていた部屋を残すだけとなりました。
主がいなくなった部屋を、キッチンの続きのように使いたいと思っているのですが
今、頓挫しています。
この部屋には今、ブルーシートに包まれた、
収穫し、干したままの状態の蕎麦や豆類が所狭しと置いてあるのです。
これらを脱穀したり、さやから豆を出さない事には
片付いて行きません。
もう少ししたら、味噌作りやポットに種蒔きが始まります。
これらは、この日当りの良い部屋に置くことになりますから、
場所を空けなくてはなりません。
また抜けない疲れや体の痛みもあり、
なかなか重い腰があがりません(泣)。
 
昨日はやっとの思いで
豆のさや出しと向き合う決心をし、
TVの前にブルーシートを広げ、地味~~~~~に
TVを見ながら始めました。
大納言小豆、黒小豆、三尺ささげ、黒い豆、ベージュの豆、白い豆…….
数種類がごっちゃになって、ブルーシートに包まれています。
出しては、種類毎にビンに入れて行くのですが、
一人でやっていても、なかなか進まない(泣)。
カラカラに乾いたさやは、ウサギのピーターの
敷きワラ兼、ご飯になるので、大きなビニールの袋に入れて行きます。
それを見つけたランギ。
箱があったら、入りたい。
袋があったら、突進したい。
雨降りだったこともあり、<またたび>をほんのちょっとあげてハイになったこともあり
エキサイトしまくり(爆笑)。
 


 
君がいてくれると、本当に楽しい。
地味な作業も笑いながらになってしまった。
 

雨降りの日や室内で静かに作業をしていると
決まって頭に浮かんで来る本がある。
 

<センス オブ ワンダー>
 

 
レイチェル カーソンの遺作。
<沈黙の春>の著者です。
<センス オブ ワンダー>を読んだ時、なぜ<沈黙の春>を書く事ができたのか
わかった気がしました。
そしてこの本を読んだ時、鳥肌が立ち、私がなぜここを好きなのか
わかった気がしました。
私にとって聖書のような本。
薄くて、使われている写真も美しい1冊。
 
機会があったら、是非一度手に取って見て下さい。
 
さて、今日も<センス オブ ワンダー>の一説を思い出しながら
豆のさや出し。
 

Have a nice day !

美味しい物をいただきました。
東京の杉並にあるはちみつ専門店ラベイユさんの
<ナッツのはちみつマリナード>なるもの。
(ちょっとボケてる。残念!)
 

 
イタリア産の栗のはちみつにアーモンドとヘーゼルナッツ、くるみが漬けてあります。
ラベイユさんへは行った事がないけど、
以前、こちらで扱われている<もみの木>だったか
なんだったか…..針葉樹の蜂蜜を入れたクッキーを
パティシエの友人が焼いて送って下さったこともあります。
特別な日に食べないともったいない気もしたけど、
とりあえずどのようなお味なのか知りたくて
朝食からちょっとリッチにいただいてしまいました。
 
高級食材をサポートするのは
箕輪町で国産小麦と天然酵母を使い石釜で焼いている
ガネッシュの全粒粉とスタンダードなパン。
 

 
豆乳仕立てのカボチャのスープと
人参と玉葱、レーズンのサラダに
我が家のチロルさんが産んでくれた卵を使った目玉焼き。
ピンクと紫のジャガイモのハッシュ ド ポテト。
ブルーチーズも用意してみました。
お茶は紅茶にフレッシュのローズマリーとしょうがを少々入れたもの。
 
さぁ、食べるぞ!
 

 

 

 
蜂蜜が甘くない。
苦みさえ感じる。
これはちょっと衝撃でした。
ナッツがごろごろ入っているから、しっかり噛まなければなりません。
この苦みはどこかで似たような味を食べている。
なんだろう、なんだろう…….と思い返していると
<どんぐり>に似ていることに気がつきました。
 
もう、蜂蜜自体がナッツなんだ。
 
栗の渋皮の色をした苦い蜂蜜。
ここでは6月に栗の花が一斉に咲きます。
きっとイタリアでも、そんな頃に栗のスゴい香りが漂って、
蜂達がせっせと集めたんだろうな。
 
今、世界中で蜂が激減しています。
去年は私の畑でもズッキーニやイチゴがちゃんと受粉せず、
ダメになった物が沢山ありました。
我が家の周辺では、肉食系のアシナガバチは見るけれど、
日本ミツバチを見る機会は減ってしまたように思います。
 
いつかは養蜂もやってみたい。
 
甘くない蜂蜜。
これは私にいただいた課題に思えて来ました。
単純にパンにつけるのではなく、
もっと活かした食べ方があるはず。
もっと美味しい食べ方を探してみよう。
そうじゃないと、下さった方と蜂に申し訳ない気がしてきた。
 
<ナッツのはちみつマリナード>。
美味しいのは勿論ですが、農も食も、もっと視野を広げなさいと
促されてしまいました。
朝から衝撃の1品。
 
本当にありがとうございました。

<月のもり>では、土鍋で炊いたご飯をご提供しています。
白米に雑穀入りか、玄米。
おひつに移さず、そのまま土鍋をテーブルにドンと置いて
ご自由にお召し上がりいただいています。
普段はご飯のおかわりをされない方が
はにかみながら<おかわり>をよそわれる光景をよく見ます。
 
そんな美味しい自然農法のお米を作って下さっているのが
伊那市にお住まいのKさんご夫婦。
ご主人はサラリーマンをされながら、結構広い面積の田畑をなさっています。
 
今日はいつものようにお米を分けていただき、
お味噌を作る為の黒豆も分けていただきました。
そして、畑で作られたコンニャクが沢山あるのだそうで、
奥様のKさん手作りのコンニャクもお裾分けしていただきました♪
しかも今朝、わざわざ作って下さったのだそうです。
嬉しい〜〜!!
コンニャクって、市販の物と手作りの物はまるで別物なんです。
早速、刺身とステーキでいただきました。
 
刺身はぷるぷる♪
 

 
そして、絶品だったのがサイコロステーキ!
フライパンでバターを溶かし、コンニャクを入れ、
醤油に漬け込んだ米麹をからめました。
 

 
手作りのコンニャクならではの、歯ごたえがたまりません!
バターと麹の香りも最高!
いただいた分は夕食だけで完食してしまいました。
 
奥様のKさん、ごちそうさまでした♡

2013年1月30日

畑の状況

この冬は雪の当たり年。
畑には雪が膝上まで積もっている。
冬の間もフレッシュな状態で食べられるよう、11月の終わりに大根と人参を収穫し、
ビニールの肥料袋に入れて、土を深く掘り畑に埋めたけど
こんなに雪があったら、掘り出せない。
しばらくの間、さようなら。
 
何種類かの野菜はポリカーボの浪板で覆ってあるので、
雪が積もっても浪板をはがし、
リーフレタスやビーツをサラダで食べる事が出来たけど
今となってはどこに畝があるのかもわからない(笑)。
美味しく食べていた芽キャベツも、どこにあるのかわかない。
しばらくの間、畑で収穫したての物を食べる事はできなさそう。
雪が多い冬が来る度に思う。
「ビニールハウスが欲しい。」
まあね、ハウスがあったらあったで、雪が多い年は大変なのだ。
雪の重みでビニールが破けたり、ハウスが壊れたり。
それを防ぐ為に頑張らねばならないからね。
 
でもね~、やっぱり欲しいな~~。
小松菜やホウレンソウ、そろそろ食べたいもんね~。
 
<月のもり>は生ゴミをコンポストに入れて、土に還しています。
大事な畑の肥やし。
大切な循環。
 
今、コンポストに行くのが一苦労。
これは道から一番近いけど、日照時間が短くて、
雪解けがことのほか悪く、膝の上までの雪をラッセルして行かねばならない。
決してふたが雪の上に乗っている訳ではないのです(笑)。
 

 
写真の中央に緑の小さいコンポストが写っているけど、わかるかな~。
ここまで行くのは、かなりの労力と勇気がいります。

 

 
2月になると、トマトやナスの種蒔きが始まるけど、
畑は冬眠中です。

2013年1月29日

樹氷

ここの所、朝の気温が-10℃前後になっています。
今朝は樹氷が奇麗でした。
これはブルーベリー畑。
 

 
たまたま見つけたのですが、
水がこんこんと湧いている為に、水の中は凍らず水草が生き生きとした緑で、
水の上に出ている部分は樹氷で白い花が咲いたよう。
 

 

 
何気ない道ばたの草もいつもと違って白い毛がはえたみたい。
 

 
この冬、まだダイアモンドダストは見ていない。
そのうち、見れるかな。
 
楽しみ!!

2013年1月27日

ソリ遊び

Yさんご夫婦が宿泊にいらして下さいました。
強風等の影響で、<あずさ>の運行が遅れ、我が家に到着されたのは
日付が変わる少し前でした。
寒いし、雪があるし、夜遅いのに、トラブルが起きてもパニックにならず、
笑顔で岡谷駅の待合室で再会した時は、本当に嬉しかったです。
冬は、何が起きるかわかりません。
お越し下さる日の午後、我が家のあたりはブリザード。
激しく雪が降る瞬間もあって、キャンセルしていただいた方が良いのでは……
と、悩んだほどでした。
奥様のYさんは、雪が積もり、真っ白になった山と大地が、満月に照らされて
白く、明るく輝く夜を見たい……と、寒さにもめげず、いらして下さったのです。
満月で青白く明るい夜をどうしても見ていただきたい!
岡谷駅から我が家までの道のりは、そのロケーションにはもってこいだし。
後は運を天に祈るのみだったのですが、
さすが、スーパー晴れ女のYさん!
見事に満月、でも、ちらちら舞う雪、を実現しちゃいました!!
移動中の車内では
「明るい」
「奇麗」
を連発して下さいました。
道はつるんつるんのアイスバーン。
必然的にスピードは出せませんので
ゆっくり堪能していただきました。
我が家に到着された後は、
上に羽織る物も着ずに満月の明るさとさらさらの雪を楽しんで下さいました。
 
翌日は我が家の裏山で雪山トレック。
本格的な感じではなく、散歩の延長ですので、
特別な装備は無しです。
膝上まで積もった雪の上を歩くのはかなり体力を消耗するので、
ちょっと登られて、汗だくになってもどっていらっしゃいました。
 
登られる前にウサギの足跡はこんなだよ、と、お伝えしてあったので、
山に入った途端、沢山のウサギの足跡に遭遇されたそうです。
ウサギの足跡と狐の足跡が平行に残っている光景にちょっと衝撃を受けていらっしゃいました。
「おとぎ話じゃないから、仲良く2匹で……じゃ~ないよね~。
食物連鎖だよね~~………。雪に血は残っていなかったけど、ウサギ
逃げ切れたのかな~~。」
って、Yさん。
ここの暮らしは
大人の為の<センス オブ ワンダー>がいっぱい!!って、私はよく思うのですが、
そんな気付きを聞かせていただくと、
共感していただけた事に対し
嬉しく、また、誇らしく思える瞬間となります。
 
そんなちょっと胸きゅんな話題もあったけど、
二人で異様に盛り上がったのはソリ!!
なんせスーパー限界集落ですからね。人の目を気にする必要がありません。
同い年の私達二人が、
家の横や畑の土手を利用して童心に返って滑りました。
 

 
スゴい楽しい!!
コースを反れると、膝上まで積もった雪から脱出するのに
一苦労で、これまた笑える!
ご主人はリビングでストーブに当たりながら、読書をされていましたが、
澄み切った青い空の下、
私達の奇声がこだましていました。
 
来年の1月はこの寒さの中、「キャンプしたい!」
とYさんからご提案。
マジですか!?どこまでもチャレンジャーですね、Y様。
一晩中、テントの中から野生動物が行き交うのを観察されたいのだそうです。
お客様のリクエストには何とか応えたい<月のもり>。
快適かつ、ご満足いただけるよう、情報収集しておきまっせ。
 
冬は美しいです。
そして想像を絶する自然があります。
でも、寒いです。
誰でも容易に受け入れてくれるわけではありません。
 
でも今しかない物が沢山あるんだな~、これが!

上伊那の農家民宿仲間に、伊那市で営まれている
「ふだん着」さんがいらっしゃいます。
多くの農家民宿さんは、地元出身のご夫婦で営まれていますが、
彼女は他府県からお嫁にいらっしゃったこともあり、
移住組の私とは、同じような悩みや疑問を持つ事が多く
安心して腹を割って話せる仲でもあります。
 
11時半に伊那のレストランで話し始め、
途中、場所を変え、
彼女のタイムリミット、3時半まで話しは尽きる事無く続きました。
今回の話題は
「メンタルヘルス」と「本物の漬け物」「ネットとHP」等々、
ここには書けないことも含め、てんこ盛りでした。
 
今日、二人で話したことをかいつまんで県職員の方に報告するのですが
それによって、この冬行われる(と思われる)
農家民宿のセミナーの題材になる(かも知れない)という
変なプレッシャー。
さて、何に一番ウエィトを置いて、報告しましょうか(笑)。

2013年1月22日

今日は雨

今日は15センチくらいの積雪になる予報だったけど、
起きたら降っていたのは雨でした。
ちょっと拍子抜け。
 
昨日は午後から薪ストーブ用の薪を大量に運び込みました。
雪や雨で湿気を吸うと、燃えにくくなるので、
週末にいらして下さるお客様が寒い思いをしないよう、
今から運び込んでおきました。
 
14日の大雪の影響で、今でも毎日朝のうちに融雪剤を散布し、
夕方、溶けた雪をスコップで寄せる作用が続いています。
日があたらない所は、除雪機のキャタピラーで踏みつけられ、
かちかちになっているので、なかなか溶けてくれません。
 
昨日の夕方、スコップで雪かきをしていたら、
猫のランギが
「遊ぼうよ、遊ぼうよ」
とやって来てくれました。
写真は柿の木にいるカラスを見つけて、
狙うか、やめるか、思案中のランギ。
 


 
気がつくと、ランギは薪ストーブの前でこんなふうに寝ています。
 


 

この寝顔の為なら頑張れる~~♪
 

今日はきっと雨の影響で、屋根に乗っている雪が一斉に落ちて来るはず。
落ちて来たら、歩く場所を確保する為に、またまた雪かき。
さあ、ご飯を食べて雪かきに備えよう。

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