月のもり

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BLOG

2013年11月24日

今日のおやつ

今日のおやつは柿。



実はこれ、渋柿。
干し柿作りに疲れたので、収穫せず、木に残しておいたものなんだ。
毎朝、氷点下まで下がっているから、
凍っては融け、凍っては融け….を繰り返し、
渋がのけたものなんです。
トロトロでジュレみたい。
もっと食べたいところだけど、
体を冷やすから1個で我慢。

北京紅心大根を半分以上収穫し、
紫高菜を8割くらい収穫し、
重くてちょっと大変だったけど、
飛行機雲が奇麗だったから、まぁ、いいか〜。

2013年11月22日

東京へ行って来た

数年ぶりに東京へ行ってきました。

朝、6時過ぎの高速バスで出発したのですが、
首都高の大渋滞にハマり、
予定していた所を一カ所、諦めました。
本当に数年ぶりなので、
プリウスのタクシーが走っていることにびっくりしたり、
学生の頃行ってた、お茶の水のビリヤード屋が未だ健在なことに感激したり、
数年ぶりに乗る電車の車内では、
シート1列7人が皆、スマートフォン操作する光景にびっくりしたり。
完璧お上りさん。
でも、新宿駅や東京駅は自由に歩き回れたし、
ラッシュの中央線にもひるむこと無く乗れたので、
まだまだ勘は衰えていないことに安心もしたかな(笑)。

久し振りに都会の刺激を受けて、
私は時々、東京に来ないと駄目だな〜って、思った。
また近いうちに行こうと思う。

2013年11月20日

大忙しの11月

まだ11月だと言うのに、昨日の朝は吹雪。
うっすら白くなるだけで、しっかり積雪にならないけど、
焦ります。
今朝は3℃、プラスだ!!って喜んだのに、
明るくなって来たら、雪が舞っています。

先週、−4℃が3日連続で続き、
大根の葉っぱはボロボロに。
レタス類や遅く蒔いたルッコラ、ビーツの葉っぱは、
ちょっともう駄目そう。
昨日、長ネギを一抱え抜いて来たけど、
寒さで緑の部分がやっぱりボロボロ。
先週から続く12月の気温で、
野菜はダメージを受けています。
先週、師匠のところへ行って来たのですが、
師匠も力なく、落胆していました。
「これからはどんどんこんな異常気象で
作りにくくなるんだろうな〜。」
雨があまりにも降らず、高温が続いた8月から9月。
種まきしたくてもできなくて、
やっとできる!!と思ったら
早々と低温。
野菜が育つ、快適な環境が短過ぎる。

昨日はまだ畑にいる野菜達を低温から守る為、
畝にビニールをかける作業をしました。
キャベツ、白菜、人参、小松菜、ほうれん草……。
越冬中から春まで食べる
ほうれん草や小松菜は、猿から守る為でもあります。
でも、彼らは頭が良いから、被せてある物を取って
食べちゃうこともあるんだよね。
日没がどんどん早くなる中、
昨日は強風が吹き、最高気温が4℃だったけど、
畑を走り回り、汗をかいての作業でした。

今年も作りました。
師匠からいただく青いトマトのピクルス。



これを作ると、今年も残り少ないことを感じます。

畑の片付け作業や、収穫作業、収穫した物を貯蔵する作業。
集めた落ち葉を堆肥にしなくちゃならないし。
急げ、急げの11月です。

2013年11月19日

新蕎麦を食べに

昨日、お友達と新蕎麦を食べに行ってきました。
行って来たのは
辰野町の<万五郎そば>さん。
初めて行きましたが、
ここはおすすめです!
お蕎麦が美味しいのは勿論ですが、
蕎麦がきが最高でした。





蕎麦つゆが美味しくないお店が多い中、
ここは美味しかったです。
石臼玄碾きぐるみ、十割手打ち蕎麦です。
是非一度、足をお運び下さい。

2013年11月18日

美味しかったもの

私は食べることが大好き。
大好きだから、農業が好きなんだと思う。
私の美味しい…..は、ちょっと一般的な感じ方とは違う部分があるの。
私には化学物質過敏症があるので、
農薬や化学肥料を沢山使ったもの、
添加物が沢山入った物は、美味しいと感じられない。
そんな私が最近美味しい!!と感激したものがこちら。

熊本県菊池市で作られている七城メロン。
これは凄い!!
糖度測定をして出荷しているそうで、
食べる日もいつからいつまでと、指定されています。
実は私、メロンは嫌いなんです。
私には麻酔アレルギーがあるので、メロンやキウイは
食べられない….と麻酔科のお医者さんに言われたことがあるのですが、
そうか、だから嫌いだったんだ、って納得したのです。
でも、師匠が作るメロンとキウイは大丈夫なので、
もともと食材に含まれているアレルギーを起こしやすい物質を
農薬や化学肥料が助長しているのだろう…..と思っていました。
でも、これは美味しい!いくらでも食べられます!!



感激しました、美味しくて!
生産者の方に感謝だわ〜。
送って下さった方には本当に感謝、感謝です。
私もこういう農産物を作れるようになりたいな〜。

そしてこちらも、大感激の一品。



イタリアのビスコッティ。
なんと1858年創業。
紙袋の口をくるくるっと3回折り曲げ、細いひもで十時に縛って、
小さな紙のタグがついたラッピング。
袋の側面に各国語で原材料が書いてあるんだけど、
小麦粉、砂糖、アーモンド、卵、ピーナッツ
だけ。
なのに、食べるとものすごく奥深い味がするの。
多分、原料が良い物だからなんだと思う。
なんかね、衝撃だったんだよね。
ラッピングも、ビスコッティも。

写真に撮り損なったのですが、
岐阜の<からすみ>というお菓子も感激しました。
国産の米粉と砂糖だけのお菓子。
<ういろう>とも違う、
素朴で懐かしいお菓子。
食べ始めると止まらない。

良い食べ物を口にすると、
お腹だけでなく心が満たされ、刺激やパワー、ヒントをいただきます。
私のことを思ってプレゼントして下さる皆様の想いが
一番の栄養です。
ありがとうございました。

2013年11月15日

赤蜂

今年は赤蜂が凄くて、怖いくらいでした。
晩秋には羽音をたてて、
おびただしい数の赤蜂が右往左往飛び回っていました。
連日、朝−4℃まで下がるようになり、
とうとう彼らは一生を終えました。



1年も生きることができない彼らを見ていると、
人生、やりたいことやって、一生懸命生きなくちゃな〜って、
改めて思う。
日々、大切にしなくちゃね。

2013年11月14日

カブのシチュー

11日に初雪が舞い、翌朝は−4℃まで下がり、
一ヶ月先の天気と気温になってしまいました。
毎日風が冷たくて、とても寒いです。
畑の野菜達も突然の気温低下にびっくりしています。
ビニールを被せようとか、もみがらを厚くかけてあげようと
思っていたのに、その作業をする前に気温の低下。
ちょっと突然過ぎるんだよね〜。

でも、この寒さと寒さによる強い霜で美味しくなる野菜もあります。
野沢菜はその代表。
固かった繊維質が霜で柔らかになります。
チンゲンサイも<おひたし>にすると、トロトロ。
甘くて美味しいです。
カブや大根は辛みや苦みが抜け、甘さが増します。

1年でこの時期だけの楽しみはカブのシチュー。
土鍋を用意し、
オリーブオイルをやや多めに入れ、
ニンニクを入れます。
香りが漂って来たら、ザクザク切った葉っぱを入れて、
ぱっと塩をふり、木べらでかき混ぜたらふたをします。
火が通ってくると水も出て来るので、
切ったカブを入れて、再び木べらでかき混ぜ、
弱火で放置します。
カブに火が通ったら豆乳を入れ、塩、胡椒、ナンプラーで味を整えます。
乳製品無しでも、コクのある美味しいシチューができちゃいます。
あと何回食べられるかな。
−6℃以下になると、カブが寒さに耐えられなくなってきます。
それまでのお楽しみです。



左のお皿は今、お気に入りのサラダのスタイル。
ルッコラやカラシナ等、少し辛みや癖のある葉っぱをメインにし、
カボチャとサツマイモの素揚げをトッピングしています。

2013年11月10日

カーボロ ネロ

お世話になっている方から、6月にとある野菜の種をいただきました。
<カーボロ ネロ>。
イタリア、トスカーナ地方の特産品種。
和名は黒キャベツ。



で、先日からこの珍しいキャベツを食しています。
ネットで調べるとフライパンにオリーブオイルを入れ、
ニンニクを入れ、カーボロ ネロを入れて炒め、
蒸し煮にする…..という調理法くらいしか登場しない。
このまま食べても良いし、パスタに絡めても良いし….となっている。
どちらも、まぁ、それなりに美味しいけど
それほどでもないんだよね〜。

先日、
「昨日、イタリア出張から帰国しました♪」っていう
タイムリーなお客様がいらして下さったので、
カーボロ ネロを召し上がられたことがあるか、
お聞きしました。
すると、すると
出張先はなんとトスカーナ!
トスカーナにいらっしゃるお友達の方に、早速メールで聞いて下さいました。
英文で返って来た調理方法を転送して下さったので
早速、Try!
届いた英文の調理方法はかなりざっくりしたものだったので、
推理しながらの試作になりました(笑)。
塩水で茹で、ぎゅっと絞って、ザクザク切りました。
フライパンに入れたオリーブオイルを暖め、ニンニクを入れ
きつね色になった物を絞ったカーボロ ネロにかけてみました。
これをトーストに乗せていただきます。



これは美味しい!!
びっくりしました。
さすが食べ慣れている方のおすすめだけありました。

2013年11月8日

カナダから

先日、郵便屋さんが去って行った後、
ポストへ行くと、ふたが半開き。
ポストのふたの隙間から小包が見える。
何だろう….と引っぱり出して、目が泳ぐ。
アルファベットばっかり!
そこに漢字で我が家の住所と私の名前。
何!?
誰!?
と、思ったら、カトリーナからだった。
ええええ!!
と、ポストの前で、最初の絶叫。
家に入り、テープでぐるぐるになっている箱を
カッターで切りながら開封し、
2度目の絶叫。
そこには、こんな物が入っていた。



紅茶と、ビターチョコと、モラセッスというてん菜糖の黒砂糖と、
クッキー。そして、彼女が住むビクトリアの海のカードと
わざわざ打ってくれた、クリスマスに食べるジンジャークッキーや
人参のクッキー、豆料理のレシピが。
しかも全てオーガニック!!
カトリーナがニコニコしながら、茶目っ気と
愛を込めて、時間をかけてラッピングしてくれたことが
たっぷり、伝わってくる。
カードに日本語で書いてある彼女の言葉によると
「これからだんだんひどくなる寒さと戦うため、体を温める物を
お送りします」
カードの日付は10月2日。
1ヶ月かかって届いたんだね。
サンタが早々と来てくれた気分。

だんだん寒くなって来たけれど、
さぁ、今日も一日頑張ろう!

2013年11月6日

干し柿作り

今朝はとうとう0℃まで下がりました。
今朝は霜で雪が降ったように辺り一面真っ白で、
その上霧が濃くて、幻想的でした。



只今干し柿作りのため、毎晩
睡魔と戦いながら柿をむいています。
昼間は青空の下、オレンジ色に光り輝いています。



完成するにはまだ1ヶ月以上かかると思います。
早く食べたいな〜。

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