2014年2月20日
ミント酒
去年の夏にミント酒を作ってみた。
<なかきや>さんという南箕輪にあるお気に入りの酒屋さんで
ミントを漬けてみたい事を伝え、
ホワイトリカーは避けたいと言ったら
様々な焼酎を紹介して下さった。
でも、イマイチな感じがしていたら、そんな私の反応を察したのか、
面白い事を教えて下さった。
「日本酒に漬けるっていうてもありますよ。」
普通の日本酒より、ちょっとだけアルコール度が高いし、
やや甘めなので、砂糖を入れなくても
お酒の甘みで十分いけると、教えて下さった。
それ、面白い!
<七笑 純米無濾過生原酒>。
木曽のお酒です。
ラベルには
<濃厚で刺激的な味、若々しく凛々しい果実のような香り>
と、書いてあります。
畑で取って来たミントを日本酒の瓶に入れる為に、
少しだけ試飲。
とげとげした飲み口と荒々しさ、かなりの甘み。
う〜ん、失敗だったかも。
でも、とりあえず、とミントを漬けた。
それから数ヶ月経った頃、
一度飲んでみたけど、
やっぱり荒々しくて、ミントの味とお酒の味がバラバラに主張し、
はっきり言って、美味しくなかった。
あぁ、お蔵入りだ〜。
冷蔵庫に眠る事、はや半年。
恐る恐る飲んでみた。
期待をしていなかった分、感動が大きかった。
ウマい!!!!
日本酒のあの荒々しさや、とげとげした印象はどこへ行ってしまったのだ!?
ミントの葉っぱの味が美味しい。
単にス〜っとした清涼感だけでなく、
葉っぱの味がお酒に染み出ている!
それが、滅茶苦茶ウマい!!
果報は寝て待てだったのか。
すっかり病み付き。
この夏は2〜3本漬けよう。
そしたら、お客様にもご賞味いただけるかな。