2013年2月20日
大雪の影響
この冬は雪の当たり年。
昨年の梅雨から夏にかけて、降水量が少なく
川の水が無くなるほどだったので
この冬は大雪じゃないかと、
ひそかに噂していたけれど、
予想大当たり。
クリスマスの頃から雪、雪、雪。
アスファルトの雪を溶かす為に
塩カルと呼ばれる塩のような物が町から配布されています。
この冬は一袋25キロのこれを軽トラの荷台に乗せて、
どれだけ散布したかわかりません。
私の住む村は、谷の中で一番奥。
現在はたった8世帯しか住んでいない、
スーパー限界集落。
我が集落まで町営バスが運行される事を、
もう何十年間も町に申請してきましたが、
全く叶わずに来たのに、
町営の病院が移転するにあたり、
バスの運行経路が大幅に見直しとなり、
めでたくここまでバスが来てくれるようになりました!
やった〜!!
今までは1キロ以上離れた一つ下の集落まで歩き、
そこからバスに乗車していたのに、
10月からは家のすぐ前からバスに乗れるようになったのです。
そりゃ〜村のばあちゃん達は喜びましたよ。
なんてったって、皆80歳以上ですからね〜。
ところが、バスが運行するには、我が集落の冬の道路状況は最悪だったのです。
積雪量が一つ下の集落と比較しても半端ないし、
日当りが悪いので溶けないし、
ウチのあたりがどれだけ積もっても、国道が10センチの積雪にならないと
除雪は来ないし…..。
バスの運転手さんからは度重なるクレーム。
ごめんなさい。
本当にすみません。
集落を離れ町に住む60代、70代のおいちゃんの誰かが
村の除雪機でバスの為に除雪の応援に来てくれたり、
私が塩カル撒いたり。
バスが走れるよう地道な努力をしています。
でも、ここに来て、ピンチ!!
村の除雪車が壊れ、塩カルが無くなったのです。
塩カル、辰野町にも在庫無しの状態。
なんてこった〜!
宅急便のヤマトさんやプロパンガス屋さん、
新聞屋さんに郵便屋さん、
仕事とはいえ、沢山の方々が協力して下さっていることで
成り立っている田舎暮らし。
この先天気予報に雪マークは無いけれど、
今朝も−13℃。
気温の低い状態はまだまだ続きそう。
早く雪が溶けて欲しいな〜。
春が待ち遠しい今日この頃です。