2015年2月17日
次へのステップ
月のもりのウエブとグラフィックデザインをお願いしている水智さん。
彼女はもともと陶芸を専攻していたのですが、
化学物質過敏症になったともあり、
そちらの業界から遠ざかっていました。
食器に使われている釉薬や絵の具には
カドミウムや鉛などの、
有害物質が含まれていることもあるのだそうです。
食の安全を重要視している月のもり。
食材の安全を気にしていているのなら、
器の安全も気を配って行くべきではないのか!?
と彼女は思い、月のもりの食器を作るべく、
陶芸を再開し、奮闘してくれています。
日曜日にやって来た彼女は、
釉薬や絵の具を自分で作れないものかと、
月のもりのストーブの灰に始まり、
うちのタマネギやジャガイモ、かぼちゃ、大根、麦を燃やし、灰に。
これらの灰から灰汁抜き等の作業を1ヶ月以上かけて行い、
配合だ、何だ、と、様々な作業をしていくらしい。
器となるのは、まだまだ先の話ですが、
これらが成功したら、
月のもりは、水智さんと彼女の師匠の作品に切り替えていく予定です。
そして、そんな手間ひまかけて作って下さった器を
販売していきたいと思っています。
月のもりは次のステップとして、
食だけでなく、器の安全性も考えて行きます。