2013年2月1日
美味しい物 ナッツのはちみつマリナード編
美味しい物をいただきました。
東京の杉並にあるはちみつ専門店ラベイユさんの
<ナッツのはちみつマリナード>なるもの。
(ちょっとボケてる。残念!)
イタリア産の栗のはちみつにアーモンドとヘーゼルナッツ、くるみが漬けてあります。
ラベイユさんへは行った事がないけど、
以前、こちらで扱われている<もみの木>だったか
なんだったか…..針葉樹の蜂蜜を入れたクッキーを
パティシエの友人が焼いて送って下さったこともあります。
特別な日に食べないともったいない気もしたけど、
とりあえずどのようなお味なのか知りたくて
朝食からちょっとリッチにいただいてしまいました。
高級食材をサポートするのは
箕輪町で国産小麦と天然酵母を使い石釜で焼いている
ガネッシュの全粒粉とスタンダードなパン。
豆乳仕立てのカボチャのスープと
人参と玉葱、レーズンのサラダに
我が家のチロルさんが産んでくれた卵を使った目玉焼き。
ピンクと紫のジャガイモのハッシュ ド ポテト。
ブルーチーズも用意してみました。
お茶は紅茶にフレッシュのローズマリーとしょうがを少々入れたもの。
さぁ、食べるぞ!
蜂蜜が甘くない。
苦みさえ感じる。
これはちょっと衝撃でした。
ナッツがごろごろ入っているから、しっかり噛まなければなりません。
この苦みはどこかで似たような味を食べている。
なんだろう、なんだろう…….と思い返していると
<どんぐり>に似ていることに気がつきました。
もう、蜂蜜自体がナッツなんだ。
栗の渋皮の色をした苦い蜂蜜。
ここでは6月に栗の花が一斉に咲きます。
きっとイタリアでも、そんな頃に栗のスゴい香りが漂って、
蜂達がせっせと集めたんだろうな。
今、世界中で蜂が激減しています。
去年は私の畑でもズッキーニやイチゴがちゃんと受粉せず、
ダメになった物が沢山ありました。
我が家の周辺では、肉食系のアシナガバチは見るけれど、
日本ミツバチを見る機会は減ってしまたように思います。
いつかは養蜂もやってみたい。
甘くない蜂蜜。
これは私にいただいた課題に思えて来ました。
単純にパンにつけるのではなく、
もっと活かした食べ方があるはず。
もっと美味しい食べ方を探してみよう。
そうじゃないと、下さった方と蜂に申し訳ない気がしてきた。
<ナッツのはちみつマリナード>。
美味しいのは勿論ですが、農も食も、もっと視野を広げなさいと
促されてしまいました。
朝から衝撃の1品。
本当にありがとうございました。