2013年1月12日
野菜の高騰
ニュースで、厳しい寒さのせいで野菜が高騰していると言っています。
そうか、寒いのはここだけでなく、全国的なものだったんだ….なんて、のんきな事を思う私。
ジャガイモとタマネギ以外、
ほとんどの野菜が値上がりしていると言っていました。
中でも値上がりしている野菜として、ナスとキュウリが取り上げられていたれれど、
そんなの、当たり前じゃないか。
だって、ナスもキュウリも旬は夏。
夏野菜を真冬に収穫しようとする方が無理な話しでしょ。
ビニールハウスで作れる位なら良いけれど、
灯油でガンガン気温を上げて作っているなんて、不自然でしょ。
ナスはナス科。体を冷やす作用が野菜の中でも群を抜いている。
そんな作用のある野菜をなぜわざわざ厳寒期に食べる必要があるのですか。
キュウリはウリ科。主成分は水分。こちらも体を冷やす為に食べる野菜。
<身土不二>という言葉があります。
人間の体と土地は切り離せない関係にあり、
その土地で採れた旬の物を食べるのが健康に良いという考え方で、
明治時代に石塚左玄さんが提唱されたそうです。
都会に住んでいると、旬の食材や地元の食材がわかりにくくなっていると思います。
スーパーに行けば、国内だけでなく、
輸入された食材まで並んでいますからね。
遠くから運ばれて来た野菜より、近所の野菜。
それが一番健康にも経済的にも良いはずです。
私は今、玄関に置いてある白菜や長芋、
ジャガイモ、長ネギ、人参、かぼちゃ等を食べています。
地下にも長ネギや白菜、ジャガイモが貯蔵されています。
雪があるから面倒で取りに行っていないけど、
畑には小松菜やサラダで食べる野菜が波板で保護されています。
また、大根や人参も年末に掘り、肥料袋に入れて土に埋めてあるので、
そのうち掘り出して食べる予定です。
最低気温が-15℃だ、昼でも0℃だ、そんな極寒の地でも耐えられるのは、
同じ寒さを耐え忍んでいる野菜を食べているからだと思っています。
都会に住んでいると難しいと思いますが、
食に関して色々考える機会になってくれれば、と思います。