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廃業のお知らせ

平素より当宿をご愛顧いただきありがとうございます。

東京から長野へ移住する時、強い意志を持って農家民宿の開業を目指し、16年に渡って営んで参りましたが、3月31日を持ちまして廃業する運びとなりました。

誠に勝手ながら、廃業までの宿泊、ランチのご予約は締め切らせていただきました。

開業前からご支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
がっかりさせてしまった方がいらっしゃったら、誠に申し訳ありません。

引き続き、世界で一番大好きな川島の源上で、農業に幅広くチャレンジして参ります。
時々、ブログなどを覗いていただけましたら幸いです。

長年にわたる格別のご愛顧を心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

農家民宿 月のもり 宿主


2020年4月7日

父からの電話

本日、コロナウイルスによる<緊急事態宣言>が発令されましたが
そのちょっと前に、東京の実家の父から電話があった。
そもそも父が自ら電話をかけて来ることが
私には青天の霹靂。
しかもかなり慌てた口調で
喋り続ける。
内容は、宿泊業のピンチに陥っているであろう私を案じ、
年金暮らしの80をとうに過ぎた身でありながら、
お金に困ったら電話してこい、なんとかしてやる、
という内容だった。
なんてこった。
50を過ぎた娘をここまで心配してくれているとは。
親のありがたみを感じながらも、
不甲斐なさで打ちのめされる。
おまけにとどめの、
「お前が一番心配。」
私は3人姉妹の長女である。
ああ、なんて親不孝者なんだろう。
でも、その親不孝者を心配し続けるために
もうちょっと元気で長生きしてくれるなら、
それが私の役割として、有りか……
と、自分を慰める。

今、村の一角で福寿草が満開。



世間で何が起きていようと、
気温と天気に従い花を咲かせる光景は、
どこか神々しさすら感じてしまう。
今、私は薪作りと農繁期を迎えていて
今日も一日全力疾走した気分。
自分のやるべきことを淡々とやっていこう。

原則、しばらくの間宿泊もランチもお休みいたします。
そのうち、野菜を買ってください!!
って掲載しますので、その際は宜しくお願い致します。

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