2016年10月19日
お米の脱穀
今日、やっとお米を脱穀しました。
近所のじ〜さま達は、
「昭和30年代の農業だ」
とか
「3俵(収穫が180キロ)ってとこかな〜。」
等と言ってくれてたけど、
結果はもみで200キロちょっとの収穫になりました。
通常、この面積の田んぼなら
もみ袋で13袋、325キロくらい収穫できるようですが、
化学肥料使わないと、こんなに減るんですね。
でも、良いんです。
地元の方々は、何かというと、
早く、大きく、いっぱい、
を美徳にされているけれど、
私の農業はそこに重きをおいてないんだから。
遅くても、小さくても、少しでも良いんです。
そこに命の営みがあって、あるべき姿があってくれれば。
私、来年はもう1枚、田んぼをお借りします。
来年は田んぼのオーナーになりたいと言って下さる方が
沢山いらっしゃるっていうのもあるけれど、
それ以上に、生き物…..
虫やカエルが安心して命を営める環境を残したいから。
10数年前は畑で草取りをしていると、カマキリが鎌を振り上げていて、
慌てて手を引っ込めたけど、
もう数年前からカマキリは全く見なくなってしまったし、
かつては色んな蜂が沢山いたのに、
今はほとんど見なくなっているし、
恐ろしいスピードでカエルも激減しているんです。
農薬のせいなのか、異常気象のせいなのか。
小さな生き物が生きられる環境を少しでも残さなければ。
新米の感想はまた後日。