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廃業のお知らせ

平素より当宿をご愛顧いただきありがとうございます。

東京から長野へ移住する時、強い意志を持って農家民宿の開業を目指し、16年に渡って営んで参りましたが、3月31日を持ちまして廃業する運びとなりました。

誠に勝手ながら、廃業までの宿泊、ランチのご予約は締め切らせていただきました。

開業前からご支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
がっかりさせてしまった方がいらっしゃったら、誠に申し訳ありません。

引き続き、世界で一番大好きな川島の源上で、農業に幅広くチャレンジして参ります。
時々、ブログなどを覗いていただけましたら幸いです。

長年にわたる格別のご愛顧を心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

農家民宿 月のもり 宿主


2013年3月27日

風邪をひく

とうとう風邪をひきました。
私じゃないです。猫のランギです。
2月の中旬ぐらいからだったかな。
ランギは発情し始めて、行動範囲を一気に広げ
一つ下の集落へは毎日通うようになりました。
雨だろうが、雪だろうが、−10℃以下まで下がろうともひるみません。
しかも、一度外出すると、24時間とか、36時間とか、
かなり長時間帰って来ないのです。
最初は本当に心配し、夜中、何度も目が覚め泣きそうになりました。
しかしあっという間にそんな状況にも慣れて、
初期の頃、1カ所爪が無くなり、出血して帰って来たくらいだったこともあり、
そのうち帰って来るさ〜、と
ちょっと薄情な飼い主になってしまいました(笑)。
数日前だったかな、体中、怪我をして帰って来ました。
鼻がピエロのようになって
押すと膿が出て来る状態に。
その時はさすがに2日ほど外出禁止にしました。
それでも出て行きたがるので、仕方が無く
犬のようにリードをつけ、散歩に出ました。
昨日の朝外出し、夜、帰って来た時には、
完璧に風邪をひいており
くしゃみと鼻水が止まりません。
夜一緒に寝る時、奴は私の腕枕で寝たり、私の顔に自分の背中を押し付けて寝ます。
昨夜は私の顔に自分の顔を押し付けるように寝ていましたが
時々くしゃみをし、私の顔に鼻水が飛んで来ます。
猫ですからね。くしゃみが出るからって、口や鼻に手を当てたりしてくれません(笑)。
でも、これ、息子がまだ小さかった頃もそうだったな〜。
なんか、懐かしいぞ〜。
写真は今朝の様子。
普段なら私より早く布団から出て、戸を開けるよう命令調で鳴くのですが、
今日は昼頃まで微動だにせず寝ていました。



夕方、体が震えているのに外へ出たがり、
仕方が無くリードをしてお散歩に行きましたが、帰宅後不満爆発。
植木鉢を落とされ、ガラスのビンを壊され、大騒ぎ。
でも、今日はダメ!
絶対、ダメ!!
こんなところも子育てしていた頃にそっくりだな〜。
懐かしい思い出が次々浮かぶ、ランギの風邪でした。

2013年3月21日

お風呂、完成

先日、お風呂が完成しました。
10年間木曽の<さわら>で作ったお風呂を使って来ましたが、
今回は色々悩んだ末、青森の<ひば>です。
樹齢300年なんだそうです。
お風呂に入っていると、自慢の山の湧き水を
薪で湧かしたお風呂のお湯が、更にパワーアップしたのを感じます。
お風呂も湯気も、浴室内が神々しい感じさえします。

今回のお風呂の工事で、素敵な職人さん達との出会いに恵まれたことにも
心から感謝しています。
工事が終了しても、
今後は友人として交流が続いていかれる関係になれるなんて。

あえてお風呂の写真は掲載しません(笑)。
是非とも樹齢300年の<ひば>を体感しにいらして下さい。

先日、男女とも長野県が長寿日本一であることが報道されました。
全国で一番なんですね、長野県。
長野の山奥に住んでいる私としては、納得です。
だって、近所のおばあちゃん達は、皆80歳を過ぎても農業、やっていますからね。
痛いだ、痒いだ、ぶつぶつ言いながらも、
ご先祖様から受け継いだ田畑を守る為に、
半ば仕方が無く、春から初冬まで
外に出る訳です。
太陽にあたり、風に吹かれ、汗を流すことは、
それだけで体に良いに決まっています。
しかも、必要に迫られて…..というより、
畑があるから作物を作っているので、
必要以上に収穫できちゃうんですね。
折角作ったのに、無駄にしてはもったいない、と、
漬け物にしたり、煮物にしたりで、
それらがご飯のおかずになり、お茶菓子の代わりになるわけで、
市販のお菓子やレトルトのおかずなんて、
必要ありません。
野菜と穀物中心ですから、
胃や腸も元気だし、血液も多少の高血圧があったとしても、
キレイな血なんでしょうね。
おまけにウチの集落なんて、山に蛇口がついているような状態ですから、
湧きたての水を浴びるほど飲めちゃうわけで、本当に美味しいです。
そうそう、東京から移住してきた当初は、
昔から飲んで来たお茶や麦茶が、別物か!?ってほど、劇的に美味しくなって、
これだけでも移住した価値があったと思いましたもの。
近所のおばあちゃんの話しだと、
ついこの間まではガンで亡くなる方なんていなかった、とのこと。
畑に行ったっきり帰って来ないと思ったら、
畦で亡くなっていた、とか、
今朝はいつまでたっても起きて来ないと思ったら、
布団の中で亡くなっていた、とか、
中には腰を悪くされて寝たきりになって、
その後亡くなられる…..ということもあったらしいけど、
どちらかと言うと、亡くなる直前までごく普通に日常生活を送っていて、
お迎えが来ちゃった……という事の方が多かったらしい。

私は妊娠するまで、何も考えずに<食べ物>として売られている物を
疑う事無く食べて来ました。
そして出産後、息子の凄まじいアレルギーをきっかけに、
食に対して様々な考え方があることを知り、
色々取り入れて来ました。
オーガニック食材、玄米菜食、マクロビオティック、身土不二、
一物全体、陰陽食……。
今、私の食事にスタイルはそれぞれの考え方を取り入れていると言って
良いのかな〜?
何かに拘る、というよりは、今手に入る物、体が欲しがる物を食べている、
って感じ。
近所のおばあちゃん達が昔から食べて来たスタイル。
基本的には野菜と穀物。
山のキノコや家の回りで収穫できるフキやわらびも貴重な食材。
でも、ハレの日には甘いものやごちそうを食べたり、
体が欲しがれば肉も食べる。
そんな食のスタイルに落ち着くまでの話しや
長野県の取り組みに関して、何回かに分けて書いてみようと思います。

2013年3月1日

ふきのとう

今朝、雪が溶けた所で発見しました。
ふきのとう。
(写真のほぼ真ん中)



待ってました!待ってましたよ、ふきのとう!!
地下に蓄えてあった白菜を食べ尽くし、
ヌカに漬けた沢庵としょうゆ漬けのの高菜を食べ終え、
大根のべったら漬けも残りあとわずか。
冬の食材が無くなって行く今、
季節の恵みを待っていました。
丸くぷっくりした何て愛おしい姿!
今日は午後から雨の予報。
畑の雪が雨で溶けたら、畝の小松菜やホウレンソウとも再会できるかな。
地下に埋めてある大根も掘れるかな。
今日は雨が降って来たら、玄関で種蒔き。
春だ、春だ♪

2013年2月28日

春の気配

今日で2月が終わります。
明日から3月。
今日は春の気配が至る所から感じられる一日でした。

日没が遅くなって来て、夕方の6時になってもまだ明るくて、嬉しく思っていたのですが、
日の出が早くなってきましたね。
6時前から明るい!
私はそれだけで嬉しくなってしまいます。
6時になったらいそいそと軽トラのエンジンをかけ、
1体25キロ塩カル(融雪剤)を荷台に乗せ、散布がはかどります♪

昨日も昼間は気温が上昇し、屋根の雪がスゴい勢いで落ち
大工さんが歩くのに邪魔になるから
せっせとスコップでどけなければならなかったのですが、
今日はもう屋根に雪もありません。
屋根に雪が無いのは、一体いつ以来だろう。
そんなことさえ嬉しい!!

嬉しいからウッドデッキに残っていた雪を落とし、
場所を作ってキビの脱穀をしました。
南風に吹かれながら、太陽に当たって、
何とも気持ちいい!





見上げれば雲一つない青空。



キビの脱穀も、リビングで行うよりはかどる、はかどる。
ちょっと大きめの音で流すラジオも、
今日の青空を意識した選曲で、良い感じ。

明日から3月。
もう春。
たったそれだけのことが、嬉しくてたまらない。
「あんな奥に住んでいて、寂しいでしょ〜!?」
って時々言われるけど、
ちっともそんなことないよ、って声を大にして言いたくなる
一日でした。

2013年2月26日

お風呂の工事

先週の金曜日からお風呂の工事が始まりました。
寒い時期でおまけに雪も多くて大工さんを始め、
工事に携わって下さる方には申し訳ないのですが、
農家民宿は開店休業状態だから、今が丁度良いタイミング。

我が家のお風呂は木のお風呂。
薪で炊いたお湯を入れて入ります。
木の浴槽の保温力はスゴくて、
追い炊き機能が無くても大丈夫。
私はもう感じないのですが、
お客様は
「木の香りが良かったです。」
と、10年経った今でも言って下さいます。

2年ほど前、浴槽の木が朽ちて来たので、
浴槽を作って下さった職人さんに状況を見にいらしていただきました。
お風呂はまだ漏れていないなら、もうしばらく使えると言って下さり、
その場で見積もりの金額や3日あれば制作できるできることを教えて下さいました。
そして昨年の夏、とうとう漏れ始め、作り直すことを検討しなければならなくなりました。
ところが、職人さんと連絡が取れないのです。
気がつけばHPも消去されています。
え!?
何があったの!?

それから探偵のような気分で情報を探していたら、
職人さんが7月に突然お亡くなりになられたことがわかりました。
そしてお弟子さんのような存在の方がいらっしゃることがわかり、
その方に連絡をし、お願いする事になりました。
なんせ風呂桶職人さんは、今では希少な存在。
日本中から引っ張りだこ。
お忙しい中、我が家まで足を運んで下さったのは師走の頃になっていました。

金曜日はまず朽ちた壁板をはがし、浴槽を運び出して下さいました。
壁板はボイラーで燃やし、我が家のお湯を作る燃料にリサイクル。
浴槽を運び出す為に持ち上げた途端、
上下二つに分かれてしまいました。
「もう、本当に限界を超えていたんだね〜。」
って、一同大笑い。


犬の虎太郎は工事が終るまでお引っ越し。
ガレージの裏になり、昼間日が良く当たるので、文句はなさそう。
大工さんの作業をじ〜〜〜っと見ています。

2013年2月20日

大雪の影響

この冬は雪の当たり年。
昨年の梅雨から夏にかけて、降水量が少なく
川の水が無くなるほどだったので
この冬は大雪じゃないかと、
ひそかに噂していたけれど、
予想大当たり。
クリスマスの頃から雪、雪、雪。

アスファルトの雪を溶かす為に
塩カルと呼ばれる塩のような物が町から配布されています。
この冬は一袋25キロのこれを軽トラの荷台に乗せて、
どれだけ散布したかわかりません。

私の住む村は、谷の中で一番奥。
現在はたった8世帯しか住んでいない、
スーパー限界集落。
我が集落まで町営バスが運行される事を、
もう何十年間も町に申請してきましたが、
全く叶わずに来たのに、
町営の病院が移転するにあたり、
バスの運行経路が大幅に見直しとなり、
めでたくここまでバスが来てくれるようになりました!
やった〜!!
今までは1キロ以上離れた一つ下の集落まで歩き、
そこからバスに乗車していたのに、
10月からは家のすぐ前からバスに乗れるようになったのです。
そりゃ〜村のばあちゃん達は喜びましたよ。
なんてったって、皆80歳以上ですからね〜。

ところが、バスが運行するには、我が集落の冬の道路状況は最悪だったのです。
積雪量が一つ下の集落と比較しても半端ないし、
日当りが悪いので溶けないし、
ウチのあたりがどれだけ積もっても、国道が10センチの積雪にならないと
除雪は来ないし…..。
バスの運転手さんからは度重なるクレーム。
ごめんなさい。
本当にすみません。
集落を離れ町に住む60代、70代のおいちゃんの誰かが
村の除雪機でバスの為に除雪の応援に来てくれたり、
私が塩カル撒いたり。
バスが走れるよう地道な努力をしています。
でも、ここに来て、ピンチ!!
村の除雪車が壊れ、塩カルが無くなったのです。
塩カル、辰野町にも在庫無しの状態。
なんてこった〜!
宅急便のヤマトさんやプロパンガス屋さん、
新聞屋さんに郵便屋さん、
仕事とはいえ、沢山の方々が協力して下さっていることで
成り立っている田舎暮らし。
この先天気予報に雪マークは無いけれど、
今朝も−13℃。
気温の低い状態はまだまだ続きそう。
早く雪が溶けて欲しいな〜。
春が待ち遠しい今日この頃です。

2013年2月18日

お味噌作りと温泉

土曜日はお客さんとこの冬初めてお味噌を作りました。
ここ数年黒豆を使い、米麹か麦麹で仕込んでいます。
1回目は麦麹で仕込んでみました。
茹でた黒豆をすり鉢とすりこぎでペースト状にし
そこに塩と麦麹を加え、こねて、こねて、容器に詰めて行きます。
手が動けば口も動く。
時々様子を見に来る猫のランギをかわし、
世間話をしている間に完成してしまいました。

日曜日はお客さんが「ココへ行きた〜い♪」と、
さら〜っとおっしゃった木曽の王滝村にある
おんたけ高原温泉 こもれびの湯へ行って来ました。
地図で見る限り、ただよう秘境のオーラ。
こんな所へ大雪の二日後に行って良いのか?
と、一瞬ひるみましたが、
もう1カ所
「ここも行ってみた〜い♪」
と地図を指した所が岐阜との県境、白骨温泉の更に奥。
そんな豪雪地帯、とても無理です、と、
長靴はいて御岳へ出発。

デジカメを忘れたことが悔やまれます。
延々続くアイスバーンは想定内でしたが、
道の左右にそびえる除雪でできた雪の壁には笑えました。
何てったって、スキー場の下ですからね〜。
道路凍結の為、温泉から離れた道が駐車場に指定されており、
寒い中、歩いて温泉にたどり着きました。
来て良かった!!
鉄の香りが漂う茶色いお湯は、
加温無しでこんこんと湧いています。
飲む事も出来、オレンジのような酸味のある味がたまりません。
私はがぶがぶいただいてしまいました。
今度は新緑が美しい時期に、ペットボトル持参で来たい!

お味噌作りはまだまだ続きます。
お手伝いして下さる方がいらっしゃいましたら、
声を掛けて下さいね。
宜しくお願いします。

16日に日付が変わると、渓流釣りが解禁になります。
今日の夕方には、気の早い方達が川の様子を伺い、
車でうろうろされることでしょう。
雪が残っている上に今日は一日雪の予報。
くれぐれも気をつけて下さい。

写真は14日の夕方の横川川です。



2013年2月14日

冬の作業

昨日は雪かきの後、整体に行って来ました。
ここ数年、自分の体のメンテナンスを後回しにしてきたので、
この冬は時間をかけてお願いしています。
諏訪にある大和長生館(おわちょうせいかん)が
私のかかりつけ。
ここの先生は神の手を持っている、と、思っています。
年末には本屋で立ち読みも出来ないほど
座骨神経痛を悪化させていましたし、
首から肩、背中、腰、どこもかしこも痛いところだらけでしたが、
3回目ぐらいからどんどん楽になっています。
先生は道具を一切使わず、
ご自分の体を使って骨のずれや痛みを取って行って下さいます。
これからの季節、花粉が本格的に飛び始めると、
先生の所へ向かう車中は、
窓を閉め、マスクをしていますが、
帰りはマスクを外し、窓を全開にしても
くしゃみ一つ出ないのです。
先生がおっしゃるには、「首の骨のずれを治せば良い。」
とのこと。
食事のコントロールは不可欠ですが、
先生の絶大な効果には本当に驚かされます。
そして昭和の終わりに設定された金額のまま
何十年も助けを求めて来る方々を対応して下さっている
心に感動します。
1回約30分。初診¥3000、再診¥2000。
お近くで体に不調のある方は是非体験してみて下さい。

昨日は雪かきが終った午後から、<きび>の脱穀を始めました。
本当は外でやりたいけど、雪があって無理なので仕方がありません。
多少のホコリが舞うのは目をつぶることにしました。
ラジオやCD を聞きながら、太陽で明るくなり、
青い空に白い雲が流れて行くのを見ながらの作業は嫌いじゃないです。
<きび>を収穫したのは9月で、それから12月まではガレージで干していました。
12月には早々と雪が積もったので
野生の鳥達がちょうど良いご飯だと
競って食べに来ていました。
可哀想だけど、人間も食べたいので
ブルーシートに包んで室内で保管していました。
両手をこすり合わせて粒を落とし、
ふるって粒だけにしたら、精米所に持って行きます。

今週末はお客さんと1回目のお味噌の仕込みをします。

冬の作業をしながら、春を待ちます。

下の写真は諏訪湖です。



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