平素より当宿をご愛顧いただきありがとうございます。
東京から長野へ移住する時、強い意志を持って農家民宿の開業を目指し、16年に渡って営んで参りましたが、3月31日を持ちまして廃業する運びとなりました。
誠に勝手ながら、廃業までの宿泊、ランチのご予約は締め切らせていただきました。
開業前からご支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
がっかりさせてしまった方がいらっしゃったら、誠に申し訳ありません。
引き続き、世界で一番大好きな川島の源上で、農業に幅広くチャレンジして参ります。
時々、ブログなどを覗いていただけましたら幸いです。
長年にわたる格別のご愛顧を心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
農家民宿 月のもり 宿主
去年の春から樹液を採取して商品化する取り組みをしている。
去年は主に白樺から採取し、試行錯誤だったけど
今年は紅葉、楓、くるみ、白樺で行っている。
しかし、連日異常なほど気温が高く、
去年採取した所だと、もう甘くない。
なので、先日から標高1000メートル以上の山に登っているが
白樺はもうすでに甘くなかった。
最後の望みをかけてウリハダカエデで採取している。

そのウリハダカエデすら、もう樹液を出さない木があるので
目標の100リットルは難しいかも知れない。
まだまだ経験値が足りなさすぎるし、
木のこと、樹液のことはわからないことだらけ。
しかも採取できる時間が短過ぎる。
来年への改善点はわかったんだけど、
気温の上昇にどこまで対応できるんだろう。
春一番のこの樹液採取で、今シーズンも田畑が異常気象に振り回されることを察している。
この冬は雪不足で、地元の横川川の水位も低く
これで田んぼに水を入れ始めたら、足りなくなるでしょ、
って心配してたんだけど、待望の雪。


山のキノコにも、田畑にも、恵の雪。
いつ見ても雪は綺麗。
雪が降ると落ち着きます。
3月の雪は気温が高いから重くて大変な一面もあるけど、
それでも嬉しい。