月のもり

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廃業のお知らせ

平素より当宿をご愛顧いただきありがとうございます。

東京から長野へ移住する時、強い意志を持って農家民宿の開業を目指し、16年に渡って営んで参りましたが、3月31日を持ちまして廃業する運びとなりました。

誠に勝手ながら、廃業までの宿泊、ランチのご予約は締め切らせていただきました。

開業前からご支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
がっかりさせてしまった方がいらっしゃったら、誠に申し訳ありません。

引き続き、世界で一番大好きな川島の源上で、農業に幅広くチャレンジして参ります。
時々、ブログなどを覗いていただけましたら幸いです。

長年にわたる格別のご愛顧を心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

農家民宿 月のもり 宿主


2016年10月31日

婦人画報

明日、11月1日発売の<婦人画報>12月号で
<月のもり>が8ページに渡って
紹介されています。

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しかも、<月のもり>を映画作家で料理家の大林千茱萸さんが
紹介して下さっています。
これはもう、事件です(笑)。
皆様、是非ともご一読下さい。

2016年10月25日

今朝は0℃

今朝はついに0℃。

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雪が降ったように、辺り一面、真っ白な朝でした。
遅くに種まきした葉大根の双葉と
イタリアンパセリも凍って真っ白だけど、
それはそれで、美しい。
これからお越しのお客様、
寒さ対策をしっかりなさって下さい。

2016年10月24日

新米

新米を精米して来たので、白米で炊きました。

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皆さんは最近何かに没頭したことがありますか?
夢中になったことがありますか?
私は今年、お米作りに夢中になりました。
田んぼにいる事が、嬉しくてたまりませんでした。
その成果が、形になりました。
どんぶり1杯の御飯を、
おかず無していただきました。
まだ水分含有量の多い、新米ならではの味に、
嬉しさと、終ってしまったことへの、
ねぎらいと。
心もお腹も満ち足りて、込み上げて来る感情は、
もっと農業を極めたい、
もっとシンプルに生きて行きたい…..
かな〜。

2016年10月19日

お米の脱穀

今日、やっとお米を脱穀しました。

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近所のじ〜さま達は、
「昭和30年代の農業だ」
とか
「3俵(収穫が180キロ)ってとこかな〜。」
等と言ってくれてたけど、
結果はもみで200キロちょっとの収穫になりました。
通常、この面積の田んぼなら
もみ袋で13袋、325キロくらい収穫できるようですが、
化学肥料使わないと、こんなに減るんですね。
でも、良いんです。
地元の方々は、何かというと、
早く、大きく、いっぱい、
を美徳にされているけれど、
私の農業はそこに重きをおいてないんだから。
遅くても、小さくても、少しでも良いんです。
そこに命の営みがあって、あるべき姿があってくれれば。
私、来年はもう1枚、田んぼをお借りします。
来年は田んぼのオーナーになりたいと言って下さる方が
沢山いらっしゃるっていうのもあるけれど、
それ以上に、生き物…..
虫やカエルが安心して命を営める環境を残したいから。

10数年前は畑で草取りをしていると、カマキリが鎌を振り上げていて、
慌てて手を引っ込めたけど、
もう数年前からカマキリは全く見なくなってしまったし、
かつては色んな蜂が沢山いたのに、
今はほとんど見なくなっているし、
恐ろしいスピードでカエルも激減しているんです。
農薬のせいなのか、異常気象のせいなのか。
小さな生き物が生きられる環境を少しでも残さなければ。

新米の感想はまた後日。

2016年10月10日

横川御柱祭

この週末、地元では<横川御柱>が行われました。
7年に1回のお祭りなのに、
今回は宿泊業に専念しており、
お祭り開始の神事と、
村を柱が通った時のご接待をしただけの参加。

お祭り2日目、昨日の夕方、
1本の電話がかかってきて、
今回の御柱、最後の<傘踊り>を我が家で披露して下さる、
との申し出でした。
えええ!なんという嬉しいお言葉!!
前回の御柱で一緒に<傘踊り>を踊ったメンバーが駆けつけてくれました。

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お祭りの2日間、踊り続けた疲労と酔いで、皆、真っ赤っかな上にフラフラ(笑)。
犬のはるは、こんなに沢山の酔っぱらいを目の前にし、
恐怖に震えながらの見学(笑)。
今年は<銭太鼓>も復活したそうで、
こちらも披露して下さいました。
ご祝儀を再びお渡しし、お礼の木遣りもリクエスト。
ああ、やっぱりお祭りはこうでなくちゃ。
私も次の御柱は再びこのメンバーに加わりたい!
年を顧みず、今はそう思っている(笑)。

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