平素より当宿をご愛顧いただきありがとうございます。
東京から長野へ移住する時、強い意志を持って農家民宿の開業を目指し、16年に渡って営んで参りましたが、3月31日を持ちまして廃業する運びとなりました。
誠に勝手ながら、廃業までの宿泊、ランチのご予約は締め切らせていただきました。
開業前からご支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
がっかりさせてしまった方がいらっしゃったら、誠に申し訳ありません。
引き続き、世界で一番大好きな川島の源上で、農業に幅広くチャレンジして参ります。
時々、ブログなどを覗いていただけましたら幸いです。
長年にわたる格別のご愛顧を心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
農家民宿 月のもり 宿主
今年は本当に異常気象なのであります。
気温が高すぎるし、雨が降らなさ過ぎで
畑はカラカラ。
野菜達が成長できずにいます。
4月は長雨、5月は高温、小雨。
おまけに中旬にはドンと霜が降りて
ジャガイモの葉っぱが霜でダメになりました。
先日、師匠の所へ伺ったら、
<なつめ>という樹木の葉っぱが芽吹いたので、
もう大丈夫だと思い、キュウリを定植したら、
その夜に例の霜が来て、
キュウリのみならず、スナップエンドウまで
一部ダメになったのだとか。
「こんなこと、初めてだぜ〜〜。何の為の<なつめ>だよ。」
って、乾いた笑いで話して下さいました。
昨日も間引きの人参を分けていただけないか
電話で聞いたら、
まだやっと本葉が出たばかり、ということでした。
私の人参は、まだ双葉も出してくれません。
5月が終わろうとしているのに、これって、本当に異常です。
一昨日は標高900メートルの月のもりでも
30℃になりました。
毎日畑で太陽に当たり、風に吹かれていますから、
南風になったり、北風になったり、
風に湿気が含まれていたり、乾いていたりを肌で感じていますが、
おかしい、と感じることが多いです。
この後、野菜不足、高騰が起きそうな予感です。
畑の定植作業はやや遅れ気味ですが、なんとか進んでいます。
毎年、種でお世話になっている
<たねの森>さん。
購入した2種類のピーマンの発芽率が悪いからと、
一袋の代金で二袋ずつ送って下さいました。
そ〜か〜、発芽率、悪いんだ〜、
と、たっぷり撒いたら、
しっかり発芽してくれて、
発芽したら愛おしくて間引けない私は全部定植したので、
今シーズンはさながらピーマン農家(笑)。
お借りしている畑が増えたので、
調子に乗って、大好きなジャガイモを4つの畑に分散して作っています。
ジャガイモの芽かき作業と土寄せ作業中ですが、
雨不足で例年より成長が遅い上に、
ジャガイモの畝の下にモグラがトンネルを作り、
そこをネズミが利用していることが発覚。
ジャガイモの成長と共に、ネズミに餌を提供している事態になりそう。
あ〜、何とかしなければ。
畑仕事中にひらめいたレシピが
<ワラビときのこのパスタ>。

和風ではなく、洋風なんです。
ほんのり漂うワラビの苦みが
ボンゴレを彷彿させます。
これからお越し下さるお客様、
事前にお知らせいただければお出しできますので、
お申し付け下さいね。
なかなかウマいっす。
新車を購入しました。
と言っても、自転車ですが(笑)。

赤か紺かで散々悩んで、紺になりました。
これで移動がスピーディーになります。
毎度のように、宿泊のお客様が続く繁忙期に
なぜか家電製品が壊れます。
先日、高遠の桜の時は
パソコンのルーターでした。
過去にさかのぼると、
去年の夏の繁忙期はブレンダー。
年末年始の繁忙期には洗濯機。
もう何年か前の夏の繁忙期中に掃除機が壊れて買い替えたのに、
このGW中、また掃除機が壊れました。
OH MY GOD!!
お客様が絶え間なく続くスケジュールなので、
買いに行く事も出来ず、
クイックルワイパーと雑巾がけで乗り切りました。
GWの最終日、
お客様がお帰りになると、
大急ぎでヤマダ電気へ。
掃除機の選択肢がありすぎて、
しばし、困惑。
でも、これにしました。

シャープのプラズマクラスター&サイクロン。
予算よりちょっと高額でしたが、
化学物質過敏症の方がお見えになる事も多いので
奮発しました。
使ってみて、ビックリ。
今まで使っていた安物とは、レベルが違います。
より奇麗な環境でお客様をお迎えいたしますね。
標高900メートルの月のもりは
例年ならまだ肌寒いGWなのに、今年はもう夏!!
なので、お夕食は湯豆腐ではなく、
冷や奴。

上に乗っている物は食べてからのお楽しみ、ということで…..。
お風呂の浴槽に張ったお湯は
太陽熱で作ったお湯になりました。
シャワーから出るお湯は
薪を燃やして作っています。
山のわき水で営まれる月のもり。
お風呂もゆっくりお楽しみ下さい。
信じられない、痛ましいことが起こってしまいました。
ネパールの大震災。
私は20年以上前に
バックパッカーとしてネパールを訪れ、
この国の人達の為に何かができるのであれば、
やらせて欲しいと思いました。
帰国後、
故 川喜田二郎氏が立ち上げられた
日本ネパール協会に所属していました。
今回の大震災は、
私にとって、本当に辛い出来事で、
居ても立ってもいられず、
募金箱を設置することから始めることにしました。

長野県は松本市が首都のカトマンズ、
駒ヶ根市が第二の都市、ポカラと
提携しています。
これらの市町村でも何だかの動きはあるかと思いますが、
私も個人で活動させていただくことにしました。
なぜかと言うと、
前述の20年以上前、
日本ネパール協会で活動していた時、
一番の悩みは、支援が適切に届かないことだったのです。
盲人の方々の交通手段にする為に、
車を寄付した団体が、現地に視察へ行くと、
村の権力者が自家用車に使っていた、とか、
古着を送ったら、受取人が高額のワイロを要求され、
受け取る事が出来ず、空港の外で雨ざらしになっている…..等々。
20年前の話ですから、
少しは良心が育っていると思いますが、
お役所はあまり信用出来ないと思われるからです。
なので、月のもりで預からせていただいたお金は
日本ネパール協会を通じて、
在日ネパール人団体がしかるべき被災者に
直接届けていただけることになっています。
日本で寄付した100円や1000円が
5000円にも1万円にも、価値が上がるので、
どうか皆様、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

「採って良いよ。」
と言っていただけたので、
<わさび>を
お出し出来るかも知れません。
GW限定かな。