平素より当宿をご愛顧いただきありがとうございます。
東京から長野へ移住する時、強い意志を持って農家民宿の開業を目指し、16年に渡って営んで参りましたが、3月31日を持ちまして廃業する運びとなりました。
誠に勝手ながら、廃業までの宿泊、ランチのご予約は締め切らせていただきました。
開業前からご支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
がっかりさせてしまった方がいらっしゃったら、誠に申し訳ありません。
引き続き、世界で一番大好きな川島の源上で、農業に幅広くチャレンジして参ります。
時々、ブログなどを覗いていただけましたら幸いです。
長年にわたる格別のご愛顧を心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
農家民宿 月のもり 宿主
新米を精米して来たので、白米で炊きました。


皆さんは最近何かに没頭したことがありますか?
夢中になったことがありますか?
私は今年、お米作りに夢中になりました。
田んぼにいる事が、嬉しくてたまりませんでした。
その成果が、形になりました。
どんぶり1杯の御飯を、
おかず無していただきました。
まだ水分含有量の多い、新米ならではの味に、
嬉しさと、終ってしまったことへの、
ねぎらいと。
心もお腹も満ち足りて、込み上げて来る感情は、
もっと農業を極めたい、
もっとシンプルに生きて行きたい…..
かな〜。
この週末、地元では<横川御柱>が行われました。
7年に1回のお祭りなのに、
今回は宿泊業に専念しており、
お祭り開始の神事と、
村を柱が通った時のご接待をしただけの参加。
お祭り2日目、昨日の夕方、
1本の電話がかかってきて、
今回の御柱、最後の<傘踊り>を我が家で披露して下さる、
との申し出でした。
えええ!なんという嬉しいお言葉!!
前回の御柱で一緒に<傘踊り>を踊ったメンバーが駆けつけてくれました。

お祭りの2日間、踊り続けた疲労と酔いで、皆、真っ赤っかな上にフラフラ(笑)。
犬のはるは、こんなに沢山の酔っぱらいを目の前にし、
恐怖に震えながらの見学(笑)。
今年は<銭太鼓>も復活したそうで、
こちらも披露して下さいました。
ご祝儀を再びお渡しし、お礼の木遣りもリクエスト。
ああ、やっぱりお祭りはこうでなくちゃ。
私も次の御柱は再びこのメンバーに加わりたい!
年を顧みず、今はそう思っている(笑)。
週末の土曜日と日曜日に稲刈りを行いました。
台風と共に雨雲がやって来て、毎日凄い雨が降っています。
土曜日も雨が降る予報でしたが、それでも決行!
前日、田んぼでお世話になったきた正美さんに、
刈った稲を縛る為の藁を頂きに伺った時、
「本当にやるのか!?」
と、びっくりされてしまいました。
土曜日、
田植えをする時のようなぬかるんだ水田に入って
稲を刈っていきました。
しかも、手刈り。
刈った稲を足下に置いて行けないので、
刈る度に畦まで運び、体力の消耗と時間のかかり方が
半端ない。
予報は昼からの雨でしたが、
夕方まで降らなかったのが、不幸中の幸い。
10メートルのはぞ木、1本分は刈る事が出来ました。
日曜日は朝から晴れ。
10メートルのはぞ木、1本分を昼までに刈り終えることができました。
そこで応援の田んぼオーナーさん達はご帰宅。

まだまだ終らない稲刈り。
昼食食べて燃料補給し、一人で再開。
短いはぞ木をさらに立てて、刈っては干し、刈っては干。
日没、後ろ髪を引かれながら、本日の作業終了。

天気と、スケジュールと、他にもある大至急な作業と。
ここから先は焦らず刈って行くのだ。
機械で刈れば、一瞬で終る量なんですけどね。
雨のせいで、入れないだも〜ん。
私は自分で農業に携わるまで、
インゲンはインゲンという野菜が終了形なんだと、
思っていました。
ところが、インゲンをそのままにして
更に成長させると
お豆が収穫できる、ってことを知りました。
今なら笑い話ですが、
私一応、バリバリの都会っ子ですからね(笑)。
一番最初にインゲンとして食べていた
おいらん豆と白金時が、
お豆としての収穫時期を迎えました。

お天気の良い日はウッドデッキでカラカラになるまで干していきます。
鞘から豆を出す作業は
今年スタートした
豆部の皆さんのお仕事かな?
ちなみにカラカラに干した鞘は
ウサギの胡麻吉くんの御飯&敷き藁代わりになります。
本当に無駄がないよね〜。
この夏の豆腐料理はカプレーゼ。
レモンバジルも収穫できて、彩り鮮やか。

夏野菜が本番を迎えました。
トマトは例年より早く収穫本番を迎えています。
この夏こそはブログで
<トマト、発送を行います。>
書けるといいな〜。

写真に写っているのは
ゴールデンクイーントマト
ベルーナロゼ
ブラックチェリートマト
ホワイトチェリートマト。
糖度もバッチリ!
この夏の豆腐料理は
豆腐のカプレーゼ。
トマト、頑張ってます。
離乳食に開眼しました!
ちなみに今朝の離乳食。

写真左から
白米のお粥にグリーンピースとタマネギを入れて裏ごし。
人参を水煮しブレンダー。
トマトとタマネギを煮込み、裏ごし。
ジャガイモを蒸して、豆乳で煮込んだスープ。
キュウリを擂り下ろし、漉したもの。
大人が食べても美味しいですよ。
この週末、田んぼオーナーの菊地家が最後の草取りにいらして下さいました。
しかも、今回は天平君のお母様も参戦。
只今滞在中のゆうた君も手伝ってくれました。
暑い中、慣れない作業、本当にありがとうございました。

約2ヶ月、お客様が滞在され来れない日もあったけど、
来る日も、来る日も、
草を取り続けた田んぼ。
草取りの応援にいらして下さった皆様、本当にありがとうございました。
トンボの羽化やオタマジャクシの成長、
様々な生き物の生死を見ながら、
昨日の最終草取りを迎えました。
この後、田んぼでは稲穂が出るので、
受粉を邪魔しないよう、入る事が出来ません。

田んぼでひたすら腰を曲げ続ける作業は
どこか宗教的な修行に似ている気がする。
野菜作りには感じない、神様に近づく行為のように思えてしまう。
昔見た、アジアを旅していた時を思い出す瞬間でもある。
皆様、お疲れさまでした。
先日、助っ人の農業女子、由季さんと、
豆部部長の真実ちゃんご夫婦とで作業をしていたら、
御近所さんの<のりお>さんが、
地元の新聞社、
<たつの新聞>の記者さんを連れて来て下さり、
突然の取材となりました。
その記事が本日の1面Topに掲載。

17年くらい前に、ここ川島の入り口、渡戸に住んでいた時、
地元の営農組合のおじ〜さま達に指導していただき、
農薬も化学肥料も使わない米作りをする移住者ってことで、
色んなメディアが取材して下さいました。
でも、どれもこれも、私の言っていることが伝わらなくて、
掲載された物を見る度に落胆し、そのうち取材恐怖症になってしまいました。
でも、今回の記事は、私の話した事をちゃんと消化して下さった上で、
文章にまとめて下さっており、
17年かかって、やっと私が言いたい事が多くの方に理解していただける時代になったんだ、
って思いました。
さ、ますますやりたいことやるよ!
Go! Go!!