月のもり

  • お問い合わせ
  • facebook

月のもり


BLOG

2014年4月1日

今日からお百姓さん

今日は4月1日。
毎年、気分はお正月。
お百姓さん、スタートの日です。

この冬は雪が半端じゃないほど多くて、
こりゃ〜例年より作業が遅れると思っていましたが、
最近、異常なほど気温が高いので、
畑の根雪は無くなり
例年通りにスタートします。

今シーズンはジャガイモを例年以上に植える事にしました。
ジャガイモ様様、な、月のもり。
お土産にお買い求めいただくことも多いし、
越冬中は必需品だし。
今日はジャガイモ様の土作りから開始します。
あぁ、ワクワク♪
今、貯蔵してあるジャガイモは全て種芋に回しますので、
ジャガイモ料理は7月まで登場しません。

朝食にお出ししたサラダ。



チコリーと北京紅心大根、人参、長芋、イタリアンパセリ。
自家製ドレッシングにはひまわり油を使用しています。
ナッツのようなほっこりしたひまわり油の味が、今、お気に入りです。

2014年3月19日

ポンカンの花

今、リビングではポンカンの花が咲いています。



今お気に入りの、オーガニック ジャスミンティーの香りにそっくりです。

2014年3月18日

春のマフィン

今日は朝から雨。
デザイナーの水智さんと春の料理の撮影です。
新作のマフィンはこちら。



右は菜の花。
下はほうれん草とミックスベジタブル。
左は顔を出し始めた<ふきのとう>で作ったふき味噌。

お米を作って貰っている小田切さんの全粒粉も入っています。

2014年3月5日

また雪

また雪です。
しかも今日の雪は気温1℃で降っているので、
凄く重い!
ああ、もう本当に勘弁して欲しい。
昨日は雪に備えて、
大量の薪を運び込みました。
2月から雪かきと蒔き運びばかりしている。
それしかしていない気がする。
冬だからこそやりたいこと….
大きな本屋さんへ行く、
松本の<無印良品>と<parco>へ行く、
山梨の気になるお店に行く
日帰りで温泉に行く…..etc.
ちっともできましぇん(泣)。



朝4時に、背中に雪を乗せて帰宅したランギは
ストーブ前の椅子で寝ています。

2014年3月4日

胡麻吉!!

これ、何だかわかりますか?



我が家のnew face、胡麻吉。
最近、胡麻吉の成長が著しく、凄いことになっています。
夕食の時間帯に、自由に室内を走り回らせているのですが、
最近、こんなことになっている。



餌の袋にタックルし、自ら入って、ご飯を食べている図、なんです。
お腹が少し落ちついた胡麻吉。



白菜が大好きだから、胡麻吉のゲージに入れて、
隣のピーターにご飯をあげたり、なでたりし、
右隣の胡麻吉を再び見ると、白菜の姿は
もう、どこにも、無い。
一瞬で完食。
食欲が旺盛な分、出す物も半端無くて、
掃除が大変な今日この頃。

2014年3月3日

ひな祭り

今日はひな祭り。
<月のもり>がひな祭りをイメージしたら、
どんな料理なのか、
今回、作ってみました。
それが、こちら。



最初は洋食を考えていました。
ピンクのジャガイモでパスタとか、
赤いトマトでスープとか。
でも、色々考えているうちに、
和食が作りたくなって、
で、ちょっとご意見をお伺いしたら、
「和食!」
って言って下さったので、
和食で考え始めました。
ひな祭りと言えば
一般的なところでは<蛤のお吸い物>と<ちらし寿司>だと思うのですが、
長野なのに貝を使う事や
エビや卵で華やぐのは、なんか違う気がして。
それから、代表的な料理やお菓子を見ると
豆や米の使われ方が多いことに気がつきました。
お正月は魚を使った練り物が多いけど、
ひな祭りは穀類なのね。
そこからイメージが膨らみ始め、
野菜を使ったお寿司をメインにし、
野菜の寒天寄せと
根菜とカボチャのサラダ、
白玉団子のアレンジ、
カボチャのデザートになりました。

お寿司は撮影用なので、やや大きめに作ってあります。
実際にご提供するときは、
男性用、女性用でサイズを変えて、
一口サイズにしています。
一番手前が北京紅心大根のスライスで、
酢飯の代わりに梅干しを入れてあります。
時計回りで、その左がサーモンのようにも見えますが、人参。
その上は高菜の醤油漬けで巻いてあります。
その右は側面に青のりをつけ、上には長いもと
ナンプラーを米麹に漬けたものが乗せてあります。
その下は北京紅心大根の塩麹漬けを乗せ、
側面には白ごまをまぶしてあります。

野菜の寒天寄せは、青トマトのピクルス、
カリフラワーのカレーピクルス
等が入っています。
カボチャのデザートには、豆腐で作った生クリームもどきを
添えてみました。
白玉団子はあんこの代わりに
甘く煮た3種類のお豆を添えてみました。

今日は朝から雪が舞っています。
まだまだ寒さが続く予報になっていますが、
春が訪れたような仕上がりに、
目と心がほっとしました。

2014年2月28日

春の気配とともに

2週連続、週末に降った大雪で
高速道路が通行止めになりました。
その影響で宿泊のキャンセルが数件発生しましたが、
明日からは、やっとお越しいただくことができそうです。
ここ2週間ほど、雪の処理と
薪運びを繰り返していたような気がします。
さすがに体が痛いですね〜(笑)。
過去に何度となく、雪の影響で
目の前の薪が取れなくなったり、
雪の中に入ってしまい、
あるのに、使えない状態を経験してきました。
過去の失敗を今回は活かせたと思い、自己満足です(笑)。

今日で2月が終わりますね。
<月のもり>は、大雪の最中から、春に向けての準備が始まっています。
4月からの消費税増税に伴い、
誠に恐縮ですが、宿泊代等を変更させていただくことにしました。
また、これを機にHPも少し見直ししました。
アメニティーもほんの少しご用意いたしました。
オリジナルのポストカードも作って貰いました。
(4月からの新料金等は、既にHPに掲載されています。)

いつも<月のもり>の為に頑張ってくれるデザイナーの水智さん。
彼女の頑張りにはいつも頭が下がりますが、
今回、様々なご助言を数人の方にお願いしました。
お送りしたやや長文のメールに対し、
返信して下さるメールは、皆さん、それなりの長文で、
お忙しい中、<月のもり>の為に考えて下さり、
お考えをまとめて下さいました。
読んでいて目頭が熱くなることもありました。
私って幸せだな〜。
<月のもり>は私一人ではなく、
チームプレーだと感じる事が年々多くなっていますが、
ここ最近の作業はまさしくその通りで、
皆様の思いに、ただただ感謝する時間を過ごしていました。
本当に皆様、いつもありがとうございます。

私は工業製品を作るような農業を営む事はできません。
一つ、一つ、種から蒔いて、
その子達が、気温や天気、土の栄養によって、
成長したいスピードを尊重し、
ゆっくり育んで、
一番美味しい時に収穫させていただき、
自然に育まれて生きて来た命を
いただきたいのです。
だから、食す時も、不必要な物は使いたくないし、
野菜が気持ちよく感じるよう、調理したいのです。
<月のもり>でしか食べられない珍しい野菜や
カラフルな野菜達。
これらを白いお皿に絵を描くように
ご提供していきたい。
私が、師匠の野菜を食べた時に感じた、
「俺たちは親父に愛されて育って来たんだぜ!」
って、誇らしげに語っている、
あんな野菜を作り、お皿に乗せたい。
野菜料理の限界にたどり着いてみたい。

そんな宣言を一人繰り返しながら、
春の気配に後押しされています。

写真は立ち枯れたひまわり。
これだけの大雪に、食べる物が見つからない鳥達が、
盛んにやって来て、種を食べています。
もちろん、この為にひもで縛って、
ひまわりを立ち枯らせておいたのです。



こちらは有害鳥獣用檻の餌にいただたリンゴ。
捕獲の檻が雪に埋もれ、どこにあるのかもわからない事態なので、
鳥に少しいただきました。

2014年2月20日

ミント酒

去年の夏にミント酒を作ってみた。
<なかきや>さんという南箕輪にあるお気に入りの酒屋さんで
ミントを漬けてみたい事を伝え、
ホワイトリカーは避けたいと言ったら
様々な焼酎を紹介して下さった。
でも、イマイチな感じがしていたら、そんな私の反応を察したのか、
面白い事を教えて下さった。
「日本酒に漬けるっていうてもありますよ。」
普通の日本酒より、ちょっとだけアルコール度が高いし、
やや甘めなので、砂糖を入れなくても
お酒の甘みで十分いけると、教えて下さった。
それ、面白い!
<七笑  純米無濾過生原酒>。
木曽のお酒です。
ラベルには
<濃厚で刺激的な味、若々しく凛々しい果実のような香り>
と、書いてあります。

畑で取って来たミントを日本酒の瓶に入れる為に、
少しだけ試飲。
とげとげした飲み口と荒々しさ、かなりの甘み。
う〜ん、失敗だったかも。
でも、とりあえず、とミントを漬けた。
それから数ヶ月経った頃、
一度飲んでみたけど、
やっぱり荒々しくて、ミントの味とお酒の味がバラバラに主張し、
はっきり言って、美味しくなかった。
あぁ、お蔵入りだ〜。

冷蔵庫に眠る事、はや半年。
恐る恐る飲んでみた。
期待をしていなかった分、感動が大きかった。
ウマい!!!!
日本酒のあの荒々しさや、とげとげした印象はどこへ行ってしまったのだ!?
ミントの葉っぱの味が美味しい。
単にス〜っとした清涼感だけでなく、
葉っぱの味がお酒に染み出ている!
それが、滅茶苦茶ウマい!!
果報は寝て待てだったのか。
すっかり病み付き。
この夏は2〜3本漬けよう。
そしたら、お客様にもご賞味いただけるかな。

2014年2月19日

お味噌

昨日、やっと国道が通行可能になったようだし、
中央道も、やっと走行可能になりました。
JRあずさはまだ一日運休だそうです。
月曜日にいつも届く郵便物はそろそろ届くかな?
県道はまだ除雪が終っていない所も多いと報道されていますが、
やっと少し、物流が動き始めそうな感じです。

先日、デザイナーの水智さんとお味噌を仕込みました。
1月には二人で黒豆で仕込み、
今回は大豆で仕込みました。
陶芸をやっていた水智さんは、
カナダ人のカトリーナに次ぐ、
お味噌作りの戦力です。

お風呂を作っていただいたご縁で、何かとお世話になっている平野さん。
今回のお味噌は平野さんに作っていただいた、
一生もの、家宝の味噌樽に仕込みました。



<さわら>の樽です。 使う前にお米のとぎ汁をしばらく入れておきました。 手で洗って.....と言われたので、 なでるように洗い流しました。 <さわら>の懐かしい濃厚な香り。 1年前まで、我が家のお風呂は<さわら>でした。 今は<ひば>ですが、こんなに香りが違うのかと、 改めてびっくり。 やっぱり<さわら>の香りは良いな〜。
平野さんの話では、新品の樽は、まず、漬け物を漬けて、
それからお味噌を漬けるのだそうです。
木が塩分や水分をある程度吸収してからお味噌を漬けた方が
良いのでしょうね。

今、漬けているお味噌を食べ始めるのは、早くても年末。
いらして下さるお客様が増え、
お味噌の消費量が多くなりました。
冬の間にもっと作って仕込んでおきます。

2014年2月18日

種まきの準備

今朝は屋根から落ちた雪を
スコップでどける作業から始まりました。
雪が凄いので、一時避難というか、
仮設暮らしを強いられている犬のラッキー。
ウッドデッキの下にいます。
寒さよけで張ったブルーシートがなかったら、
ラッキーは落雪に埋もれていたかも知れません。
ご本人は雪をかいて救出作業をしている私に
しっぽを振って、嬉しそうにしていましたが(笑)。

今、大雪がらみの対策と、PCに向かう時間が長くて
ちょっと疲れてしまいました。
やろうと思いつつ後回しになっていた、
種まきの準備を始めました。
ナス科の野菜…..
茄子、トマト、ピーマン。
まず、今日は水に浸け、発芽を促します。



1回目の種まきなので、そんなに沢山ではありません。
でも、種を手に取り、水に浸けるだけで、
自分の居場所はここだ、っていうような感情が込み上げて来て、
胸がす〜っとしてきます。

今日は夕方の犬の散歩が6時を過ぎてしまいました。
それでもまだ真っ暗じゃなくて、
日没が遅くなって来ました。
大雪が降ろうが、朝の気温が−10℃まで下がろうが、
今日の昼間は太陽が本当に力強くて眩しかったんです。
春はすぐそこまで来ています。
畑の準備もそろそろ視野に入れて行かなくちゃ。

1 46 47 48 49 50 51 52 53 54 66
Copyright(C)2016 Tsukinomori All Rights Rezerved.