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2015年2月22日

りー君の笑顔

この週末、私は大きな物をいただきました。

宿泊のお客様はりー君(仮名)、1歳5ヶ月。
あ、勿論、パパとママも一緒です。
予約を頂いた時、ママから食事に関する依頼がありました。
動物性の物、乳製品は摂取していない、
砂糖やみりんも摂取していない。
小麦と油も摂取していない。

おおお!!
久し振りにきましたね〜。
動物性の物を摂取しない、とか
砂糖を摂取しない、は、
マクロビ、ビーガン対応の月のもりにとって、
珍しい話ではありませんが、
小麦と油もですか〜。
ここまでくると、通常のメニューでは対応出来ないので、
1から組み立てることになります。
久し振りに頭の体操。

まずはマクロビの料理本をちょっと眺めたんですが、
改めて見直すと、
マクロビって、油の使用量が多いですね〜。
あまり動物性の物を摂取しない分、
穀類と油でお腹を満腹にする感が強いと感じました。
ビーガンだって、油、凄い。
ああ、これは自分の中にしまってある、原点に戻らなくては。

かつて息子はアレルギーが凄まじくて、
市販の物は勿論、自然食品屋の物でさえ、
かなり吟味しなければならず、
結局、何でも1から手作りするのが基本でした。
おまけに息子は摂取できる油の量が少なかったので、
油無しで調理が当たり前の時期もありました。
あの頃の記憶を呼び戻さなくちゃ。

献立を立て終えた頃から、
私は1歳5ヶ月の息子に再会している気分でした。
この年齢の時、息子と初めてバリに行ったので、
特に印象に残っているのです。

待ち合わせの<かやぶきの館>で初めて会った時から、
りー君は私になついてくれて、
沢山の笑顔を見せてくれました。
それだけでも嬉しいのに、
食事をしている時の笑顔と言ったら!
子供はお世辞も裏表も無いですからね。
満足していることが伝わってきました。
ああ、良かった。

今回お料理を提供して、自分も食べて、
最近私の料理はゴテゴテし過ぎじゃないか?
と思ってしまった…..。
私の料理は、まず野菜の味、
その為には野菜作りに、力を注ぐべきではないのか?
洗っただけ、
茹でただけ、
塩を振っただけ、
それでもあんな満面の笑顔を見せてもらえる、
生産者であることが
一番の課題ではないのか?

りー君と一緒に過ごしたおかげで、
私は息子と過ごしたバリでの時間を思い出し、
独身の時にはリアルに感じる事が出来なかった、
生きて行く為に、本当に必要な物、
本当に大切なこと、
バリで悟ったことも、思い出すきっかけとなり、
これから始まる農作業に、パワーを貰う事ができました。
この時期に来てくれてありがとう。
おばちゃん、りー君の笑顔を見る為に頑張るよ。
そして、バリで一人で頑張る息子、
君が色々教えてくれたこと、本当に感謝するよ。
色んなことがリンクし、
がっちり、パワーをいただいたこの週末。
ああ、もう雪は良いです。
早く畑、やりたい!!
今シーズンの野菜にご期待下さい!

2015年2月21日

お茶に呼ばれて

今、私がここに住んでいる、全てのスタートは
『お父さん』と呼んでいる方との出会いがあったから。
どんな経緯を経て東京を離れ、長野へ来たのか、
これから長野で何をしたいのか、
必死にしゃべった私の
力になってやらなきゃ、
こいつは本気だ、
と、思って下さったことが全ての始まり。
ここ数年、ゆっくり話をする余裕もなく
時間が経ってしまい、
時々見かけるお父さんは、
すっかりお年を召されてしまい、
かつての勢いが全くない。
一緒にお酒飲んで、
一緒に田んぼやって、
何もわからない私に
沢山のことを、文字通り手取り足取り、
教えてくれたお父さん。
お酒が入ると、特に憎まれ口を言いたくなるようで、
私を怒らせて、楽しいでいたのに。
<br/>
お元気なうちに、
私の言っている事が理解出来るうちに、
近況の報告と
もう一度、ちゃんとお礼が言いたくて、
昨日はお茶にお邪魔してきました。

で、久し振りに見る、田舎のお茶の光景がこれ。



お茶じゃなくて、御飯ですよね(笑)。
お母さんが、私の為に、
一昨日からおでんを煮込んだり、
朝からあれだ、これだ、と作って待っていて下さった。
しかも、今回びっくりしたのは、
お父さんがおでんのゆで卵の殻を割るとか、
アシスタントを務めたってこと。
おまけに、毎食後の食器洗いはお父さんがしている、っていう話。
ええええ!!
びっくり。
お二人とも、人生の残りが短いことを常に口にし、
そのことを前提に何でも考えているんだけど、
でも、どこか夫婦漫才で、ちょっとおかしい。
忙しくても、またお邪魔させていただかなくちゃ。
沢山のお土産を助手席に乗せながら、
そう思ってしまった。

2015年2月18日

お味噌作り

冬のこの時期、
毎年恒例….が、いくつかあります。
その一つが大掃除&部屋の模様替え。
今年も地味に、現在進行形。

それから、農家民宿を始めて一番辛いこと、
確定申告(笑)。
こちらは先日、無事終了。
今年から青色にしたので、
指導担当の税理士さんがついて下さり、
9月からお尻を叩かれ続けたので、
早々と提出。

そして、大変だけど大好きなお味噌作り。
今年は例年の2倍以上仕込みます。
今まではすり鉢とすりこぎで作ってきましたが、
お米を作って貰っている
小田切さんが豆をミンチにする機械を貸して下さったので、
量産体制が整いました。



こんなに早くて奇麗に仕上がるなんて♪
小田切さんが神様に見えます(笑)。
写真は黒豆で作るお味噌。
今後、大豆&米麹、大豆&玄米麹の2種類を仕込みます。
手作りのお味噌を食べてしまったら、市販のお味噌では満足できなくなります。
我が家にいる有益な菌とお米と豆、塩だけで生まれるお味噌。
樽の中で育まれる営みが愛おしい。
今度のお正月前後に開封するまで、お休みなさい。

2015年2月17日

次へのステップ

月のもりのウエブとグラフィックデザインをお願いしている水智さん。
彼女はもともと陶芸を専攻していたのですが、
化学物質過敏症になったともあり、
そちらの業界から遠ざかっていました。

食器に使われている釉薬や絵の具には
カドミウムや鉛などの、
有害物質が含まれていることもあるのだそうです。
食の安全を重要視している月のもり。
食材の安全を気にしていているのなら、
器の安全も気を配って行くべきではないのか!?
と彼女は思い、月のもりの食器を作るべく、
陶芸を再開し、奮闘してくれています。

日曜日にやって来た彼女は、
釉薬や絵の具を自分で作れないものかと、
月のもりのストーブの灰に始まり、
うちのタマネギやジャガイモ、かぼちゃ、大根、麦を燃やし、灰に。



これらの灰から灰汁抜き等の作業を1ヶ月以上かけて行い、
配合だ、何だ、と、様々な作業をしていくらしい。
器となるのは、まだまだ先の話ですが、
これらが成功したら、
月のもりは、水智さんと彼女の師匠の作品に切り替えていく予定です。
そして、そんな手間ひまかけて作って下さった器を
販売していきたいと思っています。
月のもりは次のステップとして、
食だけでなく、器の安全性も考えて行きます。

2015年2月3日

豆、豆、豆

先週の金曜日に雪が降った後、
毎日最低気温が−10℃以下まで下がっています。



雪、てんこ盛りです。

時間がある時に、<さや>から豆を出す作業をしています。
特等席は、
ランギと仲良くシェア。


<さや>はウサギ達の敷き藁兼御飯になっています。



豆は何種類かMixにしてトマト系スープに入れるのが楽しみ。



少しずつ食感も味も違う豆達。
寒いからストーブの上で、いつも豆が煮えています。