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2017年7月21日

二人のお年寄り

映画<100年ごはん>の上映会が終わり、
やっとホッとできると思ったら、
電柵問題、勃発(笑)。
とある方が、自分の土地の中に獣避けの電柵が
張らされていることを
「NO!」
と言ってきたらしい。
電柵が張られたのは、もう何十年も前のことなのに、
お盆までに敷地の外に張り直すよう、
ご自分と同世代のお年寄り達に言ってきたそうだ。
言われた源上に住んでいるおばあさん達は理由を尋ねたそうで、
その答えが
「自分も、もういつどうなるか、わからない。」
と言うのがお返事だったんですって。
もう、みんなビックリ。
もう何十年も、何かトラブルがあった訳でもないのに、
なんで今更…..。
しかもお盆までにって、どう言うこと!?
でも、息子に世代交代した時、迷惑をかけたくない、
という親心は少し察しがつくかもしれない。
そうは言っても、獣避けの電柵って、
棒と線だけのことだから、特に問題が起きるとも思えないんだけどね。

そんな訳で、今度の日曜日
私を含む3人で電柵の張り直し作業をすることに。
あ〜あ、なんだか気が乗らない、
と、思っていたら。
地主さんから電柵を張り直すように言われた時、
その場にいた一人のおばあさんが、
今日、私にお金を渡してくれたの。

RIMG1988

500円玉、3つ。
日曜日の作業におばあさんは出ることができないから
(そりゃそうだ、90歳だもん)
私の気持ちだ、って言うんだよね。
3人に500円ずつ、年金から手当てを出してくれたの。
なんかね〜。
こんなに価値のある500円、見たことないかも。
お礼を何度も言うと、
「気持ちだ!気持ち!!」
って。
高齢になって、それぞれ先が長くないことを感じながら、
二人の違いを見ちゃったんだよね。
きっと今日のことは一生忘れない。
この500円は使わずに保管しておこう。
そして私は源上を守っていこうと
改めて、思った。